一時休止します/過去の記事を非公開にしました

佐藤ひろおです。会社を休んで三国志の研究をしてます。
過去のnoteを非公開にしました。
記事は280本ありました。会社を休職して、ちょうど9ヵ月。更新ペースを決めていたわけじゃないですが、平均すると、1日1本ぐらいでした。

このnoteのテーマは、3つあって、
 ・お金(貯金、副業・トレード)
 ・文系学問(大学院に出席する生活)
 ・加齢(年を取ってからの挑戦)

3つの交点に立つものとして、奮闘のプロセスをお見せする。皆さんの参考になれば、もしかしたら、励ましになればいいなと思っていました。

当初のテーマを書き終えました

上の3つのテーマを念頭におきつつ、休職生活が始まりました。

大学生のとき以来、かなり久しぶりに、「仕事なし」「義務なし」の生活に突入しました。どのような生活になるか分からず、生活リズムを律するために、1日1投稿を目標に始めたのが、このnoteでした。

会社員→大学院という過渡期は、とくに投稿が捗りました。
が、だんだんと、生活の中心が大学院に。記事のテーマが、「会社と大学院の比較」から、「大学院での生活」に移っていきました。世間に、大学院にいっている人はたくさんいます。

当初想定した、noteの役割を終えたように感じます。大学院に出席する生活は、おかげさまでとても忙しいです。noteの投稿に、生活を律してもらわなくても、大丈夫そうです。

学内の情報をたれ流し、(自分にそのつもりがなくとも)リアルな人間関係とか、学問に支障が出るほうが困ります。大学院に接近しすぎて、生活の全部なので、線引きが難しくなってきました。

とくに、21年5月~6月は、書きたいことがあったので書いていましたが、だいたい言いたいことは言えたと思います。

お金の問題も解決(?)しました

noteを始めたころは、お金のことが心配でした。
「労働なし・無収入の状態で勉強したとき、ぼくの財布やメンタルは、耐えられるのか??」
という社会実験でした。ほんとうにビクビクしていました。定年退職後、一気に老け込むひとも、いると聞きます。

ちなみに、その時点での貯金は、「10年遊んで暮らせる」だけあり、現実的な危機はなかったはずでしたが、メンタルが大丈夫なのか、不安でした。預金残高が減り続けていくと、心が壊れるとも聞きます。

実際に9ヵ月たち、ぜんぜんお金は平気でした。
お金の「恐怖感」は、ネタとしての切迫度も下がってきました。へんな言い方かも知れませんが、お金のことは、記事にしても、おもしろくなくなりました(笑)むしろ、喜ばしいこと、悟りの世界なのかも知れません。

noteに接近しすぎました

おかげさまで、たくさんの方にお読みいただき、とても嬉しかったです。ありがとうございます。文章を書くのは好きなので、たくさん書けるのは楽しかったし、読んでいただけるのは幸せです。

ところが、ぼくが愚かなので(笑)
たくさんの方に訪れて頂くようになると、アクセス数とか、「いいね」の数やペースが気になるようになってしまい、本末転倒だなと思うようになりました。公式にピックアップして頂いたあたりから、ペースが狂いました。
※ 公式さんは悪くないです、悪いのはぼくです

ぼくにとって、「アクセス数=金銭的収入・社会的な存在感」
というビジネス形態ならば、もっとアクセス数を追い求めてもいいのですが、ぼくの本業は三国志の研究です。

自分から道を誤っておいて滑稽ですけど、noteに注意力を割いているよりも、もっとやることがあるのでは??という気にもなりました。
noteの上で、行き違いやギクシャクがあったとき、胸に引っ掛かり、数時間ぐらいモヤモヤしていました。ほどなく、「もっと注意力を別に割くべきではないか」と思いました。

今週ぶじに、編纂に参加した研究書も出版されました。
活動領域として、ビジネス書・自己啓発本のあたりで、著者(候補)として振る舞うよりも、三国志の専門性を尖らせていくほうが、いまの自分の使命だと思いました。
お金×学問×加齢というテーマは、いまでも面白いと思っていますが、優先順位の入れ替えをする時期がきたのかな、思いました。

今後のこと

このnoteは、日記ていどには書くと思います。アカウントは消しません。そして、書きためた280件ほどの記事は、きちんと編集して、Kindleか何かで出そうと思います。
いま、人生のフェーズ、関心の重点は移ってしまいましたが、悪戦苦闘した9ヵ月で書いたことは、それなりに意味があるもの、どなたかの参考になるものではないか、という考えは変わっていません。
皆さんの反響があったから、1本ずつ、しっかり書けたと思います。

「本業」の三国志のアカウントは、継続的にやっていきます。
ウエブサイト:http://3guozhi.net/
ツイッター:@Hiro_Satoh
メール:hirosatoh0906@yahoo.co.jp

皆さまもnote記事は、これからも読みたいと思っています。

noteは、金銭的に「サポート」する障壁が低いです。深い意味もなく、気軽に投げ銭できるのは、自分の経験としても、経済に関する考えを深めるうえでも、おもしろかったです。これは、noteに貼りついているからこそ、やれた遊びだったと思います。

第一幕終了ということで……。ありがとうございました!!
佐藤大朗(ひろお)210704

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