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飽きて集中できないときの、診断法と対処法

佐藤ひろおです。会社を休んで三国志の研究をしています。

この記事は、テレワークなどの自宅作業者、孤独な作業が多い自営業の方、求道的な趣味の持ち主に、役立てていただける記事だと思います。飽きて集中力がでないときの診断法と、その対処法についてです。

ぼくは基本的に1人でずっと勉強しているんですけど、ある程度の時間、がんばっていると、飽きたり、集中力を欠いたりします。飽きて集中できず、むりやり作業しても、効率が悪いし、ミスをしやすい。
いちどミスをすると、チェックする時間がムダ、チェック作業が苦痛、修正をするとき間違える、修正によって流れが崩れる、前後で整合性が崩れる、などの二次災害、三次災害がどんどん波及します。飽きたら作業をしない、勇気をもって中断する、というのが大正解です。

とくに、知的労働の場合、おなじ人間(自分)であるにも拘わらず、作業の品質が、数十倍もの開きが生じます。肉体労働なら、プラスマイナス10%ぐらいかも知れませんが(だから機械的なシフトが組まれる)、知的労働の場合、カイオウケンどころの騒ぎじゃないんです。

50メートル走で9秒かかるとして、快調でも8.5秒、ヘロヘロでも11秒で走れるでしょうが、これが知的労働の場合、1秒で走れたり、10時間かかってもゴールに辿り着かない……ということが起こり得ます。

集中力と気分の調子を、あなどってはいけない。オフィスで、上司もしくは同僚たちの空気に見張られていて、「一定時間、座席にいろ」という圧力があるなら……、それはもはや別の競技ですが(ご愁傷様です)、そういう縛りがないならば、さっさと中断するのがよいです。

「飽きた」ときの診断と対処法

飽きて集中できないときは、場合分けができます。
❶マンネリで、気持ちの矛先を持てあましている場合と、❷体力・精神力の限界なので寝るしかない、という2パターンがあるでしょう。「飽きたぜ」という症状は同じですが、取り違えてはいけない。
実際は❶マンネリなのに、「❷今日はもうダメだ、限界だ」ということで、作業を閉じたり、お酒を飲んで閉店ガラガラにすると、出来たはずの作業ができず、後日の自分を苦しめます。
反対に、実際は❷限界なのに、「❶気分転換すれば、まだやれる」と思い、小刻みに休憩を取っても、心の底から休まらないし、作業を再開してもすぐ止まってしまうので、自分がキツいだけ。

ぼくが自分を調査した結果、❶マンネリのときは、べつの遊びをする体力が残っています。マンガ読もう、youtube見よう、SNSやろう、という「気分転換」をやることができる。
その場合、「飽きっぽい」自分の性質をすなおに認め、その性質を味方につけて、さっさとマンガに飽きる、さっさとyoutubeに飽きる、さっさとSNSに飽きる、ことで、もとの作業に復帰します。
いやいや、仕事や作業は飽きるけど、マンガには飽きないよ、という場合は、もともと仕事が合ってないので、やめたほうが幸福だと思います。そもそも向いてない。品質が低いはずです。

他方、❷限界のときは、マンガも頭に入らない。コミックが重い、もしくは電子書籍の画面を見るのが面倒くさい。数回のクリックがウザい。youtubeを見続ける体力がない。SNSの支離滅裂なスマホ画面に、ついていけない。このときは、さっさと離脱します。

現実逃避したときの遊び(マンガ、youtube、SNS)の取り組み方で、❶一過性のマンネリなのか、❷今日はもうムリなのか分かります。診断と対処法を間違えずに、毎日のアウトプットを最大化したいものです。

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