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応援しフォローするものが減った/自分で自分を応援するので忙しい

こんにちは。佐藤大朗(ひろお)です。会社を休んで、三国志の研究をしています。年末調整の連絡が、会社から来てました。懐かしい。

会社を休むようになって、ちょうど1ヵ月です。
たくさんの変化がありました。とくに顕著で、予想外だったのは、

だれかの活動を、こまめにチェックしなくなった。
フォローしている情報が減った。絞られた。

ということです。予想と正反対でした。
会社に行かないでいいのだから、より多くのひとの活動を、よりていねいにチェックする。こまめに、動向を追いかける…。と思っていました。
フォローする情報が増える。もっと新しい情報に触れて、「視野が広がる」みたいな変化があると思ってました。

ちっとも、そうならないです。

通勤時間に、細々とチェックしていた情報。オフィスで時間を持てまして、チェックしていたツイッター。会議中に、あてもなくやっていた、ネット・サーフィン。すべてが削ぎ落とされました。
有料で受信している、メルマガみたいなものすら、あんまり見てない日があります。移動時間や仕事中に読んで、元気をもらっていたものですが…。

仕事から疲れて帰ってきて、とりあえず流していたyoutube。
登録しているチャンネルがアップロードの通知がくるたび、「あれも見たい、これも見たい」と、忙しく回遊していたのです。
アクセス数を稼げるからでしょう。多くのチャンネルは、夕方から夜にかけて、たたみかけるように、動画を掲載します。そのときは、「見るべき動画」が列をなして、嬉しい眩暈がするほどでした。

会社員としてのぼくは、以上のような毎日を送っていました。
べつに、「発信者たちに翻弄された。主導権を失っていてツライ」とは思っていなかった。むしろ、待ち時間や、つまらない時間が多いなかで、発信者たちに救われ、かろうじて生きていられたって感じです。
ぽっかりと空いた穴に、おもしろい・刺激的な情報を詰め込んで、かろうじて、心が「自立」を保っていた…という感じでした。
#ミミッキュ
いまから思い返すと、そんな毎日でしたね。

ある本で、「SNSの見過ぎに注意。受信と発信のバランスは、せめて1対1にしましょう」というアドバイスがありました。
会社員のときも、1対1は守っていたと思います。ぼくは、比較的、アウトプットが多かったんですよ。
しかし、1対1は、ギリギリ健全性を保つための最低ラインでしょうね。受信のほうが多ければ、もはや、「SNSの奴隷」です。奴隷から脱却し、ぎりぎり独立した市民になれるボーダーラインが、1対1かと。

さて。
会社員のときより、時間と自由度が増した結果、ぼくが何に時間を使っているかというと、三国志の研究です。
自分をフォローし、自分を応援することに忙しい。いかに優れた発信者の活動であっても、「他人ごと」です。自分自身に向き合い、勉強したほうが楽しいんですよね。
一瞬、ちょっと寂しいなって思ったんですけど、「それどころじゃない」という気持ちのほうが、先にあります。勉強、がんばりまーす。

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