佐藤ひろお|三国志研究中
世代論=脳にインプットする情報の順序

世代論=脳にインプットする情報の順序

佐藤ひろお|三国志研究中

18歳の高校生と話したら、ぼくが高校生だったとき(20年ちょい前)には、もうジュースの自動販売機があったんですか?と聞かれました。おはようございます。佐藤です。
『Z世代マーケティング』を読んでます。1996年~2012年生まれ、911を知らない世代として分類されてます。
かれらのネットやスマホとの付き合い方が紹介されてるんですが、へんな話、1982年生まれのぼくの現状と大きな違いはないんですよね。感覚、感じ方にもギャップがない。
それは、ぼくが「若い」のではなく、テクノロジーは世界共通なのだから、感じ方にたいした違いがないのは当然なんですよね。背景の違う人、職業の違う人、専門の違う人と話すときと同じ程度に気をつければ、Z世代と会話することも不可能ではないでしょう。
では、世代論は無効か。
いいえ!
大切なのは、子供のころ、頭がまっさらなときに、Z世代が何を見聞きしたか。
ぼくら(Y世代と言うそうな)は、Z世代が見聞きしてない古いものを体験したが、それを意図して(あるいは意図せずして)忘却し、現代に適応してます。この態度は、はじめから古いものなんてなかった、触れなかった、というZ世代とは違います。
今回の感染症も、人生が軌道に乗ったなかで調整や修正を迫られた、というのがぼくの感じ方ですが、Z世代は人生の初めから(あるいは始まるまえに)衝撃に晒された。感染症というできごとは共通なんですが、占める位置と比率が違うんですね。
先に生まれた方が偉いとか、若いのが羨ましいとかじゃなくて、世代ごとに、いちばん頭がマッサラなときに、まず何を脳内にインプットしたか?というのが差異なのです。以後のできごとは、良くも悪くも、「脳内の先客」との関係構築、ときにはバトルによって頭に入ってきて、人生観?労働や消費の価値観?を作っていくんです。
あ、
ぼくが子供のころは、町ごとに「タバコ屋」という零細商店があって、常駐するおばあさんなどが、ジュースの自動販売機の「中の人」をやってたんですよ。駅の切符切りみたいに、人力がメインでさーとか、とっさに言えたら良かったです。Z世代には、どこまでが本当なのか分からないでしょう。
ちょっと前、小学生と話したら、ぼくが太平洋戦争を経験したとボケたのに、納得されたこともあるっす。上の世代への眼差しなんて、そんなものです。
ぼくだって、ビートルズが何十年前のひとか分からないですもんねー。百年は経ってないよな?おそらく?くらいの見通ししかない。バブル経済とかも、よく本に出てくるやつですよね、みたいな。とたんに感じ方の精度が落ちますよね、上の世代の経験したことって。

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佐藤ひろお|三国志研究中
会社を休職して三国志を研究しています。1982年愛知県生まれ、大阪大学文学部卒。新卒で一般企業に就職、転職1回。社会人約15年、おもに経理職を経験。2022年度より、早稲田大学 文学研究科の修士課程。文系学問と相性の悪い「お金」との付き合い方を発信します。