考003 WORLD RECORD WHEEL TRUTH/GAME CHANGER

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インドアウィールです。
これまた日本で需要なーい!ですね。

ワールドレコードウィールは別にワールドレコードを作ったウィールというわけではなく、そういう会社名です。

わりと新しめの会社らしいですが、アメリカを中心に浸透してきてます。
アメリカだからインドア始まりなんでしょうね。
アメリカはアウトのバンクトラックってフロリダくらいにしかなくて、あとはインドアのリンクが、ある所には一つの街に3つも4つもあったりします。

初めて同社のウィールを使ったのは2013年の台湾・高雄合宿で、まだプロトタイプでした。練習用として使われてましたけれど、今やパンアメリカなどでレースにも使われてます。

インドアでは、マターのリーサル、アトムのsub-7と並んで使われてます。アメリカで。

アメリカですね。これ。うん。

アメリカのスーパーグリッピーでスティッキーなリンクに素晴らしくマッチします。なのですごく硬いです。ただ、グリッピーでないリンクには向かないです。

話はそれますけれど、アメリカのインドアリンクのグリップは笑っちゃうくらいのグリップ力です。1ミリも横にズレない。アイススケートのショートトラックに近い気分です。ブレードのエッジはないのにエッジを使ってる感じです。
体重移動の練習にはもってこいです。
ワックスが専用のワックスで、その名もroll-on。ローラースケート場以外は使えないそうです。

ゲームチェンジャーはトゥルースの後継だと思われます。青ハブと赤ハブがあって、赤ハブの方が長距離向き(硬い)、青ハブが短距離向き(柔らかくグリップする)ということですけど、その違いがわかるのはたぶん、幼少からアメリカのリンクで慣らした人だけだと思います。

トゥルースはNSC(National speed skating circuit,インドアのプロツアーレース)参戦の時に支給されたものですが、実際短距離で赤ハブ使ってる人もいたし、逆もあり、好みでチョイスしてました。心持ちグリップが欲しいな、と思ったら青を混ぜ、という具合です。

ところでじゃあインドアしかダメなのか、というとそうでもないんですね。
前述の通り、パンアメリカン選手権ではちゃんと使われてるので、コンクリっぽいところでも大丈夫そうです。

僕はまだ、外で使ったことないんですが、いずれ使ったら追記します。


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