「議会の見える化」2024年第2回定例会まで

 名取市議会 2024年第1回臨時会、第2回定例会を合わせて見える化を図ってみました。

◇ 本会議での累積発言回数

 改選後の第1回臨時会と第2回定例会を合算しました。

累積発言回数

◇ 予算委員会での発言回数

 2月定例議会では、新年度予算審査のため、財務常任委員会が開かれています。
 この委員会での発言回数をまとめました。

予算審査での発言回数

 本会議の発言者の傾向と、おおよそ同じようです。
 ただ、上位~下位の差がありすぎのような感じです。下位には1月の改選で初当選した方々がいますが、公約の実現との整合性をどのように考えているのでしょうか。 

◇ 予算審査の発言から分析

 予算審査の議論を「全て合わせたもの」「議会と執行部に分けたもの」の2つで共起ネットワークを作りました。

すべての議論から作成

 ↑↑これから見ると、事業や補助金、交付金、委託料が大きいので、議論が集まっていると捉えられます。(上位50語設定)

議会と執行部に分けて作成

 ↑↑2023年と2024年が大きく見えますが、執行部は2023年、議会は2024年が太い線で結ばれていることから、考えの違いが見えます。(上位50語設定)
 議会側は補助金や委託料など、予算の使い方へ指摘があるようです。また、12節18節も見えることが特徴的です。(逆に言うと、ここを見ていることが多い)

◇ 予算審査の発言から対応分析を作成

 予算審査の議論を「全て合わせたもの」「議会と執行部に分けたもの」の2つで対応分析を作りました。

すべての議論から作成

 原点(ゼロ)から離れるほど特徴的になりますが、使用料と保険料、基金が離れています。
 円の大きい使用料を詳しく見たところ、市民から徴収するところなので、深い議論がありました。

議会と執行部に分けて作成

 執行部側はかたまった感じになっていますが、議会側は帯状になっていることから、幅広い話題になっているように見受けられます。

◇ まとめ

 これらを見ても、どのような議論が繰り広げられてきたかが、ある程度見えてきます。
 思ったよりも地域の話題というよりは、事業やお金に関する話題を取り上げていることが多いと感じました。

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