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闘うダディー part2

長男の誕生した日の翌日以降を纏めていこうと思います。正直、誕生日と翌日についてはかなりパニックになっていてほぼほぼ覚えてません。笑 睡眠もまともに取れず、嫁にも、チビにも会えずバタバタでした。

今では心臓の手術も無事に終わり、かなり安定、回復していることもあり、ほっと一安心していますが、当時は病院の待合室で一人不安と息子を失う恐怖と闘っていたことだけがはっきり覚えています。

(写真は、術後一週間後。嫁に爪を切ってもらってます。)


6月25日金曜日08:30 手術前面会

精密検査により、先天性食道閉鎖症の手術より先に心臓の手術をすることに決定しました。症状としては安定していましたが、複雑心奇形(総肺静脈還流異常症、心房中隔欠損症、上肺静脈遺留)の手術をする前に、まずは食道閉鎖の措置をするということで、胃瘻を作るために、手術を実施予定。その前に息子と面会。

色々な管や点滴に繋がっていました。暴れないように安静させるお薬の影響で、スヤスヤ寝てましたが、その姿を見て、自然に涙が溢れ出たのを覚えています。

6月25日金曜日9:45頃 手術室に移動

NICUから手術室に移動となり、付き添い。途中に入院棟と本館の渡り廊下があるのですが、雨が続いていた中、かなり晴れていて、息子がこんな晴れ男だな〜と感じたことを覚えています。

僕も涙を堪えてましたが、完全に泣いてましたね。笑 移動中は一般の患者さんもいてるから、何事やとざわついたのを覚えてます。笑

6月25日金曜日15:00頃 術後の面会

途中、義理のお母さんと大阪からおかんが近くまで駆けつけてくれていました。コロナ禍で両親以外の面会が禁止されている為、近くのコーヒー屋で待機してもらってました。

術後にパンパンにむくれてる息子の顔を見るともう頑張ったとしか声かけができず、また号泣です。息子がダディーは泣き虫やと思っているに違いありません。笑

6月25日金曜日18:00頃

その日の夜には大阪からおとんも駆けつけ、久々にご飯をちゃんと食べました。ほぼほぼ何も食べれておらず、久々にしっかり食べた感があった、そして、何より僕もだいぶ落ち着いて来て、現状を受け入れることができて来たのも、このタイミングでした。


怒涛の二日間でした。ただ心臓の手術はまだ行っておらず、手術が失敗したら、、、成功しても起きなかったら、、、と不安が駆け巡っていましたが、初日に比べて冷静になり、状況も少しずつ飲み込めていた時だったかと思います。

結局は、僕自身何もすることができない。ただ息子の強運と生命力を信じるだけ。あとはダディーは息子のフォローと嫁のフォローをする!出来ることを全てするっと心に決めて二日目の夜を過ごしました。

体重はこの二日間でかなり減っていました。げっそりしてたと思います。笑

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