パートナーの選び方(私の場合)

趣味が合うとか価値観がどうのとか、そういうことをパートナーを選んだり別れたりする理由にするのって、わたし的になんだかとても核心ついてない感がある。
確かにそこら辺は言葉として表現するのにとても難しいところではあるし、ただ単に説明しきれてないだけ、言葉が見つからないだけだとも推測できるけど、パートナーに対する確信て、もっと出どころ不明な「この人だなぁ…」とか「あぁなんか違うなぁ…」とかモヤっとした感覚な気がするんだ。。

わたしは「ビビっ」ともなかった(向こうはなんかあった模様)し、趣味が合うとか当時はクラブ好きなくらいだったし、かろうじてお互い中流家庭育ちで金銭的感覚が近かったくらいで、サラリーマン家庭(向こう方)と自営業(こちら方)育ちの違いあれば、家庭内での価値観は割と違うもの持っていたし。
そして、それらを特に擦り合わせもしなければ、違うからって別れもしなかった。ただ、「なんかよくわかんないけど、この人だなぁ…」という説明しづらいけど、ハラの底からわいてくるかのような漠然とした感覚に従っただけで。

ルックス的なところでは、服のセンスも含めてあらゆる面において趣味が違ったし、音楽の趣味も食べ物の嗜好もこだわりの強い私には理解できないことも多かった。むしろ今だに。。おうし座的にはとてもモヤモヤする部分ですねーコレ。

唯一、好きだったのは声。総じて遠距離というのに救われたのかも。笑
しかも、子ども3人の今も、ざっくり70%遠距離(日本ーフィリピン)。。

でも、それでも「なんかよくわかんないけど、この人だなぁ…」というのに従えたのは、とにかく私のことを大切にしようとしてくれたから。まず私の意思を尊重して、そこに彼が自分の仕事なり遊びなり擦り合わせて、さらにマジ本気で取り組んできたから。(「マジ本気」がキモかと。)

スピード婚だったし、当時はそこまで彼の行動を見極めていたわけではなく、むしろ「なんかよくわかんないけど、この人だなぁ…」というのに従ったら、よく尽くしてくれる夫になってくれた…みたいな。。海外生活、フィリピンに住むっていうのも、主に私の都合で。。笑

なので、彼はことあるごとに聞いてくれます。「裕子はどうしたい?」って。

あれれれれ、、別に惚気記事を書きたい訳ではなくてですね、、パートナーっていうのは、好みではないところにいるかもしれないし、いろいろ趣味嗜好や価値観違っても「なんかよくわかんないけど、この人だなぁ…」と感じることあるなら、それGoかもよって話ね。

おっと、、だからってパートナー選びのコツやら方法論を説きたいのでもなければ、ただウチはこうだったなぁ…と、こんなパートナーとの関係性もあるでよ、、ってなくらいの話です。

でもね、好みでないところの人を選んだって、それはつまり世界が格段に拡がることになるって、いつだったかそんなことを読んでね、妙に納得したのと同時に、神様から大きな○(マル)をもらった気がして嬉しくなって書き留めておいたのでした。

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