「信頼」という積み木が音を立てて崩れたときに気づいたこと

みなさんこんにちは。ヒロピです。

みなさん、常日頃生活している中で友人や仕事仲間、取引先の人などと
約束をすることがありますよね。

その約束にはいろんな形があり、

「10時に○○に集合ね」

「今日中に資料提出するように」

「指切りげんまん嘘ついたら針千本の~ます」

などなど

挙げだしたらキリがありません。

それだけ僕たちの生活には「約束」というのが飛び交っています。

この「約束」、辞書で調べてみると

次のように定義されていました。

1.当事者間での取り決め。
2.社会や組織などで守るように定めたきまりごと。
3.その実現が確実視されていること。
4.あらかじめ決まっている運命。因縁。

あとひとつ、お笑いなどでよく聞く「お約束」もありますね。

「押すなよ、押すなよ~」ってやつ。

あ、これは今回の話には全く関係ないので忘れてください💦

このように色んな意味を持つ「約束」ですが

今回は

1.当事者間での取り決め

という意味の「約束」についてです。

僕は基本的に「約束」を破るのも破られるのも嫌いなんですが

(まあたぶん好きな人はいないと思いますが…)

ある人と交わした「約束」にまつわる話です。


僕は今まで3回転職をしていて、転職するごとにいわゆる

『人材紹介会社』に登録をして活動をしてきました。

『人材紹介会社』に登録をすると専門の担当の方に就いてもらい

自分のスキル・希望に沿った会社を無料で紹介してもらうことができます。

基本無料なんですが、どの担当の方も大変親身になって動いて下さり

自分一人では見つけられないような会社をご紹介いただけるので

僕自身頼りに頼っていました。


そんな人材紹介会社を利用して行った3回目の転職活動のときです。

担当の方はAさんという30歳くらいの男性で

事前面談したときの印象としては『好青年だな』という感じでした。

会話の流れもスムーズで、聞き上手、アドバイスも的確で

「この人ならいい会社がみつかるかも」

と思っていました。


その後何度か会社を紹介して頂いたのですが

自分にマッチするような会社はなかなか見つかりませんでした。


そうして2か月ほど経ったころ、大変興味深い会社を紹介いただきました。

自分の希望・スキルにマッチした理想的な会社でした。

「これはなんとしても決めたい!」

と思い、Aさんに依頼、面談をセッティングして頂きました。


そして面談当日。

Aさんと待ち合わせをし事前打ち合わせを行い面談に臨みました。

自分の感触としては非常によく

「自分の思い描いた会社に近い!」

と強く思いました。

ただ、先方からは

「社内で検討したいので少しお時間をください」

と言われました。

「そりゃそうだよね、そんな即決なんかできないよね」

そう自分に言い聞かせながらも期待は膨らむ一方でした。


帰宅後、Aさんから連絡あり。

「先方は1週間ほどお時間が欲しいとのことです」

「全然大丈夫ですよ」

「ですので1週間後に先方に確認をしてご連絡いたしますね」

「承知しました。ありがとうございます」

変に期待する気持ちを抑えながら1週間待ちました。


そして・・・

「・・・」

「・・・・・・」

「ん?」

「1週間たったけど連絡こないな」

「Aさんも忙しいんかな」

「1週間ほどって言ってたからもうちょい待ってみるか」

「・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・・・」

「もう10日たった」

「さすがにそろそろ返事来てもいいだろ」

「Aさんに連絡してみよう」


電話したが出ず。


「忙しそうだな、メールしておこうか」

とメール送信。


・・・


Aさんからメール受信。

「メールありがとうございます。先方に確認しご連絡致します。」

ん?

ありがとうございます?

ここは「申し訳ございませんじゃない?」と思いながらも

「まあいっか。連絡くれるんだな。待っとこう。」


それから2日・・・3日・・・5日・・・

連絡が来ない。

結局、面談から2週間たっても連絡が来ることはありませんでした。


「もう来ないな」

そう思った瞬間、

Aさんが僕の中に積み上げてきた

「信頼」という積み木が音を立ててあっという間に崩れていきました



話はここまでです。


この話を通じて僕が学んだこと、みなさんに伝えたいこと


それは

「こんな人になってはいけませんよ」

「約束は守ろう」


・・・ではありません。


これを読んでいる方の中には

「いや、何回でも連絡すればよかったんじゃないの」

「あなたが受け身だからだ」

と思った方もいらっしゃると思います。

確かにそうかもしれません。

ひょっとしたらAさんは

僕以外にも多く担当されていて超多忙な方かもしれません。

Aさんとしてはそれほど重く捉えていなかったのかもしれません。

連絡が来ると思い込むのは僕だけの「価値観」なのかもしれません。


・・・

そうなんです!

そこなんです!

僕が言いたいのは。


僕が気づいたこと、皆さんに伝えたいこと


それは


人それぞれ価値観が違う。

物のとらえ方、考え方 みんな違う。


ということです。



世の中、色んな人がいる。

色んな人から学ぶことは多い。

だから相手のことを考えて行動しよう。

自分の価値観を他人に押し付けてはいけない。


若い頃は到底思いもしなかったことです。

歳を取ってようやくこう考えられるようになりました。
(大人になったね~)



誰しも生きていればこんな経験はすると思います。

ですが

相手のことを少しでも多く想うことができれば

こんな経験をする人は減っていくんだろうなって思います。

みなさんも他人から何か嫌なことを言われたり、されたりしたときは

「あの人とは価値観が違うからしかたない」

という言葉を思い浮かべてみてください。



それではまた。


(今回の内容暗い・・・ごめんなさい)


おわりだよ


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