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仙台89ers:2021-22シーズン 第14節(12/29 Home Game vs越谷 at ゼビオアリーナ仙台)プレビュー

激闘のFE名古屋戦が明けた月曜日、クラブからリリースが。

今季2人目の特別指定選手加入となりました。大学での実績は十分、比較的上背もあり期待大ですね。これからメディカルチェック等があるということで、出場可能なのは年明けからでしょうかね。楽しみがまた増えました。

◯これまでの仙台

11月は4勝5敗と不調をかこい、12月の上位との連戦に臨んできた仙台89ers。少し危なっかしいところも見せつつ、11月のようにあっさりとは脆くも崩れることはめっきり少なくなり、リードを許してもしぶとく食らいつけるようになってきていてここまで6勝2敗といいペース。

その辺のしぶとさは前節FE名古屋との対戦、特にGAME1では最大22点差をひっくり返して勝利するという形で昇華した感じがあります。しかしながら、他の上位クラブとは比べるとまだやはり波はあり、序盤から盤石な形でリードを保ち勝利をクリンチするようなGAMEはほとんどありません。

クラブのスタイルとして徹底したディフェンスから相手に簡単に得点を許さないというところはあるものの、クラブスタッツをながめてもオフェンスがそこまで強力ではない、というところから競った展開のGAMEばかりになるのでしょうが、言ってみればその辺にまだ伸び代が残っていることにもなりましょう。

◯越谷アルファーズ

昨季からの相性の悪さは未だ継続中、なかなか帝王バッツの居城を陥落させることができません。前回対戦では前半でリードされたところ後半でよく盛り返していったのですが、このGAMEでは同点で迎えた最終局面での、試合後に物議を醸すこととなった微妙なジャッジに冷静さをなくした仙台がみすみす越谷に勝利を明け渡すという何とも悔しい敗戦でした。(そのジャッジのワタクシなりの見解は前回レビューをご覧ください)

さて今季の越谷は西地区との対戦でやや苦労している様子、ここまで9敗のうち6敗は西地区から喫しています。しかしながら試合自体は東地区のクラブとはまだ9試合しかしておらず、地区内の直接対決がたっぷり残っているあたりは自力で地区内順位を上げていける余地を残しているわけで、他の東地区クラブは越谷との対戦時には最大の警戒と対策が必要かもしれません。

◯今節の展望

前節GAME2でバーレルが1試合でテクニカルとアンスポーツマンライクファウルをしたことから今節は多分出場停止。また、まだクラブからのリリースはありませんが、そのGAME2で足を痛めたらしい渡辺も出場回避が濃厚です。

渡辺不在については神里、月野、岡田の3人がいるのでまだなんとかなりそうですが、問題はバーレルの不在。越谷に君臨する帝王バッツを攻略するためにメインセ1人にまかせるのではさすがに少し厳しいかも。しかしここは前節で少ないプレイタイムながらもキラリと光る活躍を見せた荒尾の出番と言えましょう。このバーレル不在というエマージェンシーの中自らの持ち味をしっかり発揮して、その存在価値を見せつける活躍に期待したいところです。

バッツにだけ気を取られてはいけません。ブラッキンスも上背がありながら外からも積極的に狙ってくるスタイルですが、そこは山形のローソンjrで予習済みと思うのでしっかり封じてほしいところです。また外国籍選手以外も決して侮れないのは前回対戦でも松山と長谷川2人で30点近く取られたことからも明白で本当に気の抜けない相手です。

ということでバーレル抜きでどこまでいつもの仙台のディフェンスを遂行できるか、勝利を目指すにあたってはまずはそこにかかってくることは間違いありません。

前回対戦ではGAME展開のあやから悔しい敗戦を喫してしまいましたが、今節はHOMEはゼビオアリーナでの対戦、まだ声援は送れませんが精一杯のクラップで選手たちを後押しして前回の借りを熨斗をつけて返してやりましょう!

それではまた。

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