仙台89ers:2021-22シーズン 第26節(3/19,20 Home Game vs越谷 at ゼビオアリーナ仙台)プレビュー
◯これまでの仙台
2022年に入りレギュラーシーズンも折り返し、ポストシーズンへよりチームとしての力を向上させようかとしていた仙台。しかし2月はコロナ禍による2度の活動停止期間もあって東京Zとの Away Gameを2試合行えたのみ。
3月に活動再開をしたわけですが、奈良を相手に苦戦しながらも連勝を飾ると西の雄西宮とはHome Gameで互角の戦いで1勝1敗とまずまずの復調ぶり。しかし、この先も週末は東西の上位陣、Weekdayに中止となった青森との代替試合が挟み込まれてくるというなかなかヘヴィな状況になっています。
◯越谷アルファーズ
ここまでHomeとAway合わせて11試合が消滅と、Bリーグの中でも最もコロナ禍の影響を受けてしまったクラブとなってしまいました。
成績の方も、その辺でのコンディション調整のこともあるのか中盤は勝ち星数も伸び悩み。外国籍選手では新規に獲得したハギンズはシーズン開始直後に契約解除、次に加入したオクテウスも契約解除となり獲得したのは昨季一時仙台にも所属したソープ。またインジュリーリストから長谷川も外れ、チーム体制も再び調いつつあるでしょうか。
直近でこなしたGameは2/26、27の山形戦で、今節は3週間ぶりのGameとなります。しかし越谷といえばやはりバッツとブラッキンスのツインタワーには要注意ですし、脇を固める長谷川や松山、鎌田、落合などもいずれ曲者揃い。病み上がりな相手と侮るわけにはいけません。
◯今節の展望
昨季は滅法相性の悪かった越谷でしたが、今季はWeek Dayで2度対戦し、 Awayでは最後までわからない接戦も最終盤の局面で試合運びの拙さを見せ惜敗。Homeではペナルティでバーレルが不在、渡辺が怪我で離脱とチーム事情もなかなか苦しかったところを総力戦というか作戦勝ちというか、3Pが13/40というアテンプトが2Pよりも多いという空中戦に持ちこみ快勝して見せました。
仙台のほうはといえば、ケガの選手が戻ってきたかと思うとまた痛める選手が出てしまったり、コンディションの良くない選手が出てきたりと今節も多分総力戦。前回のような半ば奇襲的な闘い方も二度は通用しないでしょうから、バーレルやメインセのインサイドでの踏ん張りが重要になってきそうです。また澤邊が戻ってきて内外に攻められる選手が増えたのはポジティブ要素。この辺もうまく使って得点のバリエーションを広げたいところ。
ディフェンスは田中のコンディション如何もあるものの、いつも通りインテンシティ高く遂行できればOKなのですが、誰かが離脱すると誰かがカバーするためにプレイタイムが増えているという事象が続いておりますので、疲労の蓄積具合は気になるところ。
今の段階から東地区で1位を勝ち取るのは至難の業ですが、ポストシーズンをHomeで開催するにはやはり2位はキープしないといけません。そうなると順位を争う直接のライバルでもある越谷からはきっちりとHomeで2つ勝って、2位の福島を追撃しなければなりません。その追撃する選手たちを後押しするためにも、我々ファン・ブースターもいつも以上に大黄援を送ってまいりましょう。
それではまた。
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