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仙台89ers:2022-23シーズン B1リーグ勝手に順位予想:東地区編(予備知識ほぼなし)

○はじめに

ひさびさのB1のステージを闘う仙台89ersではありますが、昨季は薄い知識なりにワタクシ的のB2リーグの順位予想をしてみたように、今季はさらに知識が薄いB1リーグの順位予想などを僭越ながらしてみようかと思います。なので突っ込みどころ満載とは思いますがそこは平にご容赦を・・・。

中地区予想はこちら。

西地区予想はこちら。

○順位予想

・1位・・・A東京

昨シーズンは終盤に主力のケガに悩まされ、CSは一回戦で成長著しい島根の後塵を拝することに。とはいえこの名門クラブは所属選手の力量はやはり並大抵ではなく、昨季のようにケガ人多発という事態がなければ上位は間違いないでしょう。

日本人エースの田中が代表から退き、リーグに専念する状況になったのも何気に大きそう。若干の不安要素はHCが変わったことではありますが、この後記す上位と目される千葉Jや宇都宮などもHCが変わっているので事情は同じ・・・か?ただ昨季の巻き返しを図るべく捲土重来を最も期していそうな気がするので1位に置いてみます。

・2位・・・千葉J

昨季のロスターはほぼそのまま残り、ダンカンが抜けた穴は豪州NBLから得点力に長けたローを獲得、また仙台からはチームの精神的支柱として荒尾がカムバック。

メンバーがほぼ変わらないので昨季から大きく調子を崩すことはないような気はするのですが、最大の不安要素はほぼまるっと残った選手構成とは裏腹にHCとコーチ陣がまるっといなくなり、そのまま三遠のスタッフとなってしまったこと。新HCのパトリック氏はドイツでの指導歴が長いものの日本ではプレイヤーとしての経験や、現A東京を指揮した経験もあり、日本語が堪能でもあったりするので、コミュニケーション的には問題なさそうではありますが・・・。

・3位・・・宇都宮

正味な話、1位~3位の3クラブはあえて順位はつけてみましたが、はっきりいってどこが1位になってもおかしくないぐらいわからんです。ただ間違いなくこの3クラブのうち2クラブがCSへストレートイン、もう1クラブがWC進出することは固いだろうな、と思います。

宇都宮は昨季のB1を制したディフェンディングチャンピオンでもありますが、A東京や千葉Jと同様、安齋HCが古巣の越谷へと去ってしまいました。しかし佐々氏がACからHCへと昇格したことで、チームとしての継続性は保たれそう。

選手構成は宇都宮もあまりロスターに大きな変化はないのですが、富山からマブンガを獲得したのは、昨季終了後のストーブリーグでも大きなインパクトの一つ。またアジア枠で信州からヤンを獲得し、テーブス海が抜けた穴を埋めてセカンドユニットの強化にもぬかりはなさそうです。

しかしながら、精神的支柱でもある田伏は現役志向を保っていますがすでに40歳の大台に乗っていて、稼働状況は未知数。日本人エース比江島も昨季同様の活躍ができればいいのですが、W杯に向けた代表活動が控えていますし、また宇都宮がBリーグ代表クラブとして琉球とともにEASLへ参加するためコンディションの維持に苦労するのでは・・・ということで順位をここに。

・4位・・・群馬

ここは秋田と迷いました。群馬もHCがウィスマン氏からかつて北海道を率いた水野氏へ変更。個の能力に依存しすぎない、組織的なチームを作り上げてきそう。

そうなると、個の能力が高い外国籍選手たちや代表候補にもなっているチェンバース、日本人屈指のシューター五十嵐もより活きてきそう。また琉球よりファンタジスタ並里を獲得する当たり、渋い強化を図っています。

昨季はB1昇格初年度クラブとして最多勝利をマークしましたが、今季は東地区のBIG3には少し及ばないかもしれずとも、その地位を脅かすような存在となるべくまた一つステップアップしそうな気配を感じます。

・5位・・・秋田

昨季はクラブ初のCS進出を果たし、今季もその勢いに乗っていきたいところで、ブロック王のデイビスを放出するなど外国籍選手の総入れ替えを図る大胆な動きを見せました。

ところが、経験豊富なビッグマンとして獲得したはずのブライマーが合流を待たずに契約条項に違反があったとして契約解除、自由交渉リスト入りという事態が発生。替わりとして昨季はB2の東京Zで活躍し、今季はA東京に練習生として所属していたクロフォードを短期契約で緊急獲得するバタバタさ。

また、今季も継続して指揮を執ることになっていた前田HCが家庭の事情とのことでしばらく休養を取ることになり(復帰時期は未定)、その間ブラスウェルACが代行を務めるなどなかなかに不穏な空気が漂っています。

とはいえ地元開催のTOHOKU CUPではきっちり優勝を果たしたあたり、大きな心配はいらないのかもしれませんが、クロフォードも日本で実績のあるいい選手ではありますが現状は短期契約でしかなく、ブライマーに替わるビッグマンを探しているところなのでしょうが、早期に獲得できないと序盤は結構苦労しそう、というところで群馬より下位に置きます。

・6位・・・仙台

6~8位もあまり実力的に大きな差はないのかな、という気はしますが、推しクラブなだけにこのぐらいに位置につけてほしいな、という願望も半分込めています。

昨季のB2ではFE名古屋とともに強力なディフェンス力でもって闘い昇格を勝ち取ったわけですが、今季はメンバーの主軸はあまり変わらず適材適所で的確な補強をしたように思います。特に荒尾が抜けた穴を小寺で埋めたのはさすがに驚きました。

PSMではまだケミストリーの面でうまくいっていない部分もありましたが、昨季同様のディフェンスが遂行できればこの順位ぐらいには到達できそうな気がします。っていうかこのぐらいにはなってB1に定着を図ってほしい・・・。

・7位・・・北海道

実力的には仙台と同等以上あるのではないかな、と思います。昨季B1得点王のロングは今季も健在なのですが、ロングと同様に昨季の北海道を支えたブルックスがシーズン開幕を待たずにインジュリーリスト入りしてしまうという憂き目に。替わりとして昨季福島にいたA・マーフィーを獲得はしましたが、昨季と比べた時にブルックスがいないインサイドが少し弱体化していそう。事実、先のTOHOKU CUPでは仙台と同様にB3の岩手に力負けしてしまっていました。

とにもかくにもブルックスの復帰まで耐え忍ばなければならない、というところで序盤から中盤にかけて苦しい闘いを強いられるのではないか、というところでこの順位に。

・8位・・・茨城

今季は熊本から抜群のスコアラーであるピーク、帰化選手のケネディを広島から獲得など積極的な補強を見せています。

しかしながら、ピークやケネディ、今季残った外国籍選手のタプスコットやジェイコブセンはいずれもどちらかというと攻撃的な選手で、離脱したトラソリーニのような攻守に体を張れるビッグマンがいない状況(ジェイコブセンはそれなりに体を張れる選手ではありますが)になっています。

昨今はしっかりとしたディフェンスから入っていくチーム作りをしていくクラブが多い中、このオフェンスに全振りしたようなチーム作りは実に大胆というかギャンブリングというか・・・。

こういった独特の色を出したチーム作りがうまくはまればもっと上位に食い込むことも考えられますが、実際のところ昨季もディフェンシブレーティングの高いクラブが上位、CS進出になっていたこともありますので、ちょっと上位に食い込むのは難しいのかな・・・という感が残ります。

○最後に

我が推しクラブが属する東地区の順位予想ですが、やはりA東京、千葉J、宇都宮のBIG3が実力的にも突出していている印象があります。そこを追いかける2番手グループが群馬と秋田、何とかして残留を果たさなければいけない下位グループが仙台、北海道、茨城といった展開になりそうです。

しかしながら1~4位に置いた4クラブとも今季はHCが変わっているというところで、そのあたりの戦術の浸透具合、選手の起用法などの采配いかんでは思わぬ順位構成になることもありうるのではないかな、という気がしなくもありませんが・・・。

それではまた。

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