仙台89ers:2022-23シーズン 第32節(4/15,16 Away Game vs茨城 at アダストリアみとアリーナ)プレビュー
◯これまでの仙台
前節のレビューはこちら。
3月から続く連戦も4月のHomeのFE名古屋戦を境に調子がやや下降気味の仙台。特にオフェンス面で中盤戦の大形連敗時のようにシュート精度が上がらないのと、コンディションの面で今一つっぽいバーレルの調子に引きずられるようにインサイドで後手を踏んではリバウンド確保数も相手チームに10本以上の差をつけらることもしばしば。
それでもディフェンスのインテンシティは落ちることなく、選手たちは最後まで脚を止めずにGrind!し続けることで食い下がる状況が続きます。4月も連戦続きでフィジカル的にもキツい日々でしょうが、このインテンシティ高いディフェンスは変わらず遂行していきたいところ。
◯茨城ロボッツ
今季はこれまでAwayとHomeでWeekday Gameを1Gameずつ、いずれもAway側が勝利し目下対戦成績はイーブン。
前回対戦のレビューはこちら。
B1は2季目の茨城はシーズン開始からかなりオフェンスに重きを置いたロースター編成で昨季を上回る勝ち星をもぎ取ろうという思惑だったでしょうか?しかしなかなか思うように攻撃的布陣も機能しなかったか、今一つ勝ち星は伸ばせず現時点では昨季からは2つ積み増したのみ。
主力のタプスコットは相変わらずのスコアリングマシーンにしてオールラウンダーですし、ジェイコブセンは仙台在籍時の持ち味そのままにインサイドでの抜群の存在感をもち、帰化枠のケネディもアウトサイドから虎視眈々とゴール狙ってくるのはやはりなかなか怖いラインアップ。外国籍選手たちのインサイドに気を取られると今度は平尾、福澤、多嶋といった日本人選手たちがアウトサイドからねじ込んでくるので対処も一苦労でしょう。
◯今節の展望
今節もおそらくどちらかが大量リードをするような展開にはならず、競った展開になりそう。仙台としては前回少し入りが悪く1Qでよもやの6得点とオフェンスで大きく後手を踏んでしまい、結局はそこでの躓きが最後まで影響した形。
ディフェンスも悪くはなかったのですが、ジャッジの不安定さに翻弄された面もありますが、4Qにはいってコーチ・選手とも我慢しきれず集中力を欠いてしまった時間があったのは痛かった。しかしこれをきちんと消化してその後のGameでは劣勢に陥っても脚を止めない粘っこいディフェンスを最後まで遂行できるようになってきたと思えばチームにとっていいレクチャーだったのかもしれません。
今Gameも疲労は溜まっているかもしれませんが、インテンシティ高いディフェンスでもってまずはタプスコットに気持ちよくプレイをさせないことが肝要。もっともタプスコットを止めたところでジェイコブセンやケネディといった実力者もいますから、ここもしっかり対処しないといけません。
もっとも、ディフェンスがいつも通り頑張れてもオフェンスが湿ったままではオフェンス力では仙台を上回る茨城の後塵を拝することになってしまうので、中2日でどこまで選手たちがリフレッシュできたかは気になります。スターター起用が続く澤邊が好調を維持しているのは頼もしく、今Gameでも切り込み隊長としての活躍を大いに期待したいのと、このところ少し元気のないバーレルの復調が待たれるところ。
さて対戦相手が茨城でアリーナが水戸といえば2季前のB2昇格プレイオフで悔しい思いをした場所、今季の勝利で幾分かは溜飲を下げられましたが、今季で2つ勝ち切ってこそ完全リベンジ達成というもの。向こうは向こうで仙台には負けていられないとハッスルしてくることでしょうが、チーム・スタッフ・ファン・ブースターが一丸となって勝利を掴み取りに行きましょう!ワタクシもGame1は現地にてダイキエンして参りたいと思います!
それではまた。
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