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仙台89ers:2021-22シーズン 第17節(1/22、23 Away Game vsFE名古屋 at 名古屋市枇杷島スポーツセンター)プレビュー

◯前節までの仙台

不調の11月からカムバックの12月を経て、1月前半は難敵香川とイーブン、いまだ浮上のきっかけをなかなか掴めないでいる東京Zからはホームで連勝と好調を維持している仙台。年が明けてからのコロナ感染が全国で急拡大していますが、幸い仙台の選手やクラブ関係者、前節観戦者からは今のところ陽性者は出ておらず、感染防止はなんとかできている状況です。

昨季は30試合経過時点で18勝12敗でしたが、、今季はここまで20勝10敗と少し勝ち星が先行していて、ちょうど2勝1敗ペースで来ています。もう少し勝ち星を積み上げていきたいところですが、後半戦最初の相手はFE名古屋。先月末の激戦も記憶に新しい中、2巡目の対戦です。

◯ファイティングイーグルス名古屋

前回対戦ではB2首位を独走するだけの力がひしひしと感じ取れました。仙台に敗れた後も福島、越谷といった難敵からもしっかり勝利をあげるなど敗戦の影響など見せるそぶりもありません。

笹山の離脱もあってプレイタイムが増えている「理不尽キング」石川海斗もいよいよ健在、「石川海斗被害者の会」会員を着実に増やしていっていますし、外国籍選手もジョーンズを筆頭に好調を維持、暮れには特別指定と本契約で大学生が加入するなど若い力も増えています。

しかしながらコロナ禍の急拡大にFE名古屋も襲われてしまったことから前節は中止の憂き目にあい、1/17にチーム活動を再開するまで選手たちも自宅待機を余儀なくされたとのこと。今節にどれほどの影響があるか、というところでしょうが、練習再開から試合までの間が5日もあるので大勢に影響はなさそうには思いますが・・・。

◯今節の展望

前節の対戦は、GAME1では前半チンチンにやられてしまい、B2首位相手にはやはり敵わないのかと思っていたところ、いやいや仙台の地力は一歩も引けていないぞとばかりに後半差しきっての大逆転勝利だったり、GAME2ではロースコアの仙台のGAMEに持ち込みながら逆にこちらの地力を舐めてもらっては困るとばかりに老獪な試合運びでFE名古屋が勝利をもぎ取っていくという、実に好対照な展開のシビれる闘いでした。

今節については、前回の闘いで互いの手の内がわかっているところですから、どちらかというと前回のGAME2的なディフェンシブな展開になりそうな気はしています。

とはいえ、FE名古屋は外国籍選手たちやルークを乗らせてはいけないですし、周りを固める石川、野崎、相馬などのガード陣のケアを片時もおろそかにできないという、本当に隙の少ない相手ですが、前節GAME1後半やGAME2の大半のように、FE名古屋をイラつかせるようなしつこいディフェンスが最後まで遂行できれば勝機は十分にあると思います。ただ、ディフェンシブな展開となった時に、我慢比べしきれなくなって崩れてしまいそうなのは仙台の方かもしれないなとの思いは否定できないところもありますが・・・。

6ゲーム差の相手に直接対決で連勝できればゲーム差も一気に縮められはするのですが、さすがにB2首位との敵地での闘いとなれば1つ勝利をあげるのも非常に困難なミッションであることは間違いありません。なんとか自分たちの強みを見せて1つでも多くの勝利を持ち帰ってきてほしいですね。

それではまた。

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