見出し画像

仙台89ers:2021-22シーズン 第18節(1/29、30 Home Game vs山形 at 白石市文化体育活動センター「ホワイトキューブ」)プレビュー

まずはこれ。

すっかり調子に乗っ・・・もとい、89ers界隈で(一部広島界隈でも?)好評を博しております「荒尾先輩」。ロゴのところの「尾」のしかばねが「G」になっていたのに今さら気づきましたw

いいぞもっとやれwww

◯これまでの仙台

12月から年初にかけてはケガ人がいながらも新しい力の加入や全員が自らのタスクをこなすチームとしてのバスケを遂行できていて、しぶといディフェンスからしぶとく勝ち星を多く積み上げることに成功し、成長の跡がうかがえました。

その成長ぶりのバロメーターとすべく臨んだ中盤の山場とも言えるFE名古屋との2巡目、前節の対戦。GAME1ではバーレルという主軸を前半のうちに負傷で欠いてしまい、後半になって崩れたバランスを突かれて大敗、GAME2では特に後半に自分たちの持ち味であるインテンシティ高いディフェンスで崖っぷちまで追い詰めるも、細かいところでの精度の差から僅差でかわされ敗退と、悔しい連敗を喫したのでした。

とはいえ、GAME1はファウルは多かったですが前半はほぼ互角の戦い、GAME2は終始1点を争うどちらに転ぶかわからない展開と、首位を走るFE名古屋とはそれほど力量に差があるわけではないことがわかったのも事実。あとはFE名古屋の選手たちのように、要所でもう少し落ち着いたプレイとオフェンス面での精度を上げていけばさらにチーム力も向上できそうです。

◯山形ワイヴァンズ

山形とは3巡目、レギュラーシーズン最後の対戦。1巡目は仙台の戦いぶりが不安定な所を突かれてHOMEで1勝1敗、2巡目はアウェイでこちらも少し苦しみながらもなんとかダブルを達成し、目下3勝1敗の星勘定。

山形と対戦してきてやはり厄介だなと思うのはローソンjrやサンチェス、ウイリアムズといった外国籍選手たちと、河野、中島といった山形の顔でもあるガード陣、シューター眞庭などによる精度の高い3Pでしょうか。

特にローソンjrはシュート技術に長けていて、チェックが緩いとスパスパ3Pを沈めてきますし、インサイドでは強引にリムアタックするというよりはフローターが実にうまく、あれだけの高さがある選手にフローターで狙われてはなかなか防ぐのは難しいというもの。実際彼には毎試合20点以上は取られていたように思います。

また、サンチェスはこれまたツボにハマると怖い得点力をもつ選手なのですが、前節熊本戦は2GAMEともベンチ外。怪我でもしたのか、それともコンディション不良なのでしょうか。外国籍選手2名でもって熊本に立ち向かうもHOMEで手痛い連敗を喫しており、開幕当初の好調さからすると調子を少し落としている感じがあります。

◯今節の展望

ここのところ調子を落とし気味とはいえ、厄介な相手には違いない山形ですが、やはり警戒すべきはアウトサイドからの攻撃でしょう。仙台としてはインテンシティ高くディフェンスを遂行して簡単には3Pを放らせないようにすることが肝要になりそう。

今節は仙台はバーレル、山形はサンチェスという主軸が出場できるのかどうかは微妙なところ。仙台の立場としては、サンチェスの出場可否にかかわらず、バーレルが不在なのであれば、暮れの越谷戦や前節GAME2のように選手一人一人が集中力高くいかなければ勝利などおぼつかないでしょうし、バーレルが出場できるならできるでインサイドでの強みを持って勝利を目指していく必要がありましょう。

前節FE名古屋に手痛い連敗を喫した以上、今節はHOME GAMEでもありますし、なんとかダブルを決めたいところ。相手のチーム状態がどうなっているかは読み切れないところもありますが、前節FE名古屋戦のGAME2のように悪い意味で相手に付き合いすぎないことが勝利への近道となるはずだと思います。

今節はHOME GAMEではありますが白石市での開催で年何回かの地方開催の一つ。白石市の皆さんの前で仙台の強さとバスケットボールの楽しさを知らしめられるGAMEになればいいな、と思うばかりです。

それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?