蓋をすること

相変わらずおかしなことが多くて心がざわつく。

いっそ、目を逸らしたほうが楽なんだろう、と思う。正直、最近はそうしてしまうことも多い。
あまりにも情報量が多すぎて。一種の防衛本能みたいなものなんだろう。

でも、ざわつく状態に蓋をするんじゃなく、ざわつくままにして観察していたい気持ちもある。
そっちのほうが疲れるし、不健康かもしれないけれど。

だってたぶん、そこにはちゃんと理由があるから。

蓋をすれば、一時的には楽だし快適だけど、そのままにしとけば中身は腐る。
腐敗が進行すれば、自分の心を蝕む。
だからなるべく蓋をしないで、開けたまま、観て、考える。

なんかおかしいな、ズレてるな、ざわつくな、って感覚は、たぶん、「自分にとって」正しいんだよ。

そういうふうに生きてきたし、そういうふうに生きてく。

まあ、疲れるけど。

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