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2020シーズン個人レビュー【MF編①】

JSTATSデータ参照

背番号2 今野泰幸

6試合 432分
1試合平均プレー数 72.3
1試合平均敵陣パス数 6.3
1試合平均自陣パス数 59.7
1試合平均ロングパス数 4.3
ロングパス成功率 84.6%

鈴木監督が就任直後の24節京都戦から3バックの中央でスタメンの座を掴むと安定したプレーとビルドアップでチームに貢献。
また、守備のスタッツが非常に高い。

1試合平均タックル数 3.3
タックル成功率 65.0 %
空中戦勝率 73.3 %

タックルでボールを奪うのは今野の持ち味であり、若手の良い見本になっているであろう。
今野と遠藤がジュビロにいることに未だに不思議な感覚。
あと、ボールがこぼれる地点の嗅覚が素晴らしい。
FWばりにシュートのこぼれに詰めてる。
2021シーズンは謎の得点力に期待したい。

背番号7 上原力也

38試合出場(2ゴール3アシスト) 2111分
1試合平均プレー数 52.6
1試合平均敵陣パス数 25.5
1試合平均自陣パス数 22.1
1試合平均ロングパス数 6.6
ロングパス成功率 74.4%

ジュビロの背番号7を背負った若き司令塔。
フベロ監督時の上原はまさに舵取り役でチームをピッチ上で指揮していた。
的確なポジショニングと機を見たサイドチェンジで攻撃を加速させる。
17節の新潟戦はピッチ上を完全に制圧し、
ピンポイントクロスで中野のゴールをアシスト。
41節の町田戦では1ゴール1アシストの活躍で
チームの逆転勝利に貢献した。
また、守備でもタックル成功率 84.4 %と
攻撃だけではなく守備でもボールを奪えるボランチへと成長した。
そんな絶対的存在の上原も鈴木監督就任以降は出場機会を失った。
これに関しては様々な意見があると思うが
J2の6位のチームが若くて有望な選手をベンチに置いといて保有できるわけがなく
2021シーズンはオファーのあったベガルタ仙台へレンタル移籍する。
J1でも通用する力があるだけに非常に楽しみな移籍である。

背番号8 大森晃太郎

41試合(4ゴール7アシスト) 2755分
1試合平均プレー数 52.0
1試合平均敵陣パス数 30.1
1試合平均自陣パス数 14.2
1試合平均ロングパス数 3.8
ロングパス成功率 55.2%

J1で優勝争いするFC東京からなぜか移籍してきたスペシャリスト。
神様。仏様。大森様。
移籍した理由が対戦したときに面白いサッカーをしていた(本人談)だったの嬉しかったです。
フベロ監督時は大森の出来がチームの勝敗に直結するほどジュビロの中心的選手に。
特に8月の7試合で3ゴール3アシストを記録。
左サイドでボールを持ってカットインからのシュートはJ2では圧倒的規格外だった。
大森が2人いればジュビロは昇格できていたと思う。
鈴木監督就任後は何故か得点アシストが極端に減った。
2021シーズンは昇格のためにもより多くの数字を残したい。

背番号10 山田大記

40試合(3ゴール3アシスト) 2874分
1試合平均プレー数 50.2
1試合平均敵陣パス数 25.5
1試合平均自陣パス数 16.6
1試合平均ロングパス数 2.7
ロングパス成功率 54.2%

開幕直後はスタメンを外れる試合が多かったが
気付けばスタメンに定着しチームの精神的支柱に。
中盤のポジションであればどこでもこなしてしまう器用さ、
チームをまとめるコミュニケーション力は監督にとっては貴重な存在であるに違いない。
ピッチ外でも精力的に活動していて
サッカー選手以前に人として尊敬できる。

今シーズンはインターセプトからゴールに迫るシーンが数多く見られた。
しかし、これだけ試合に出て3ゴール3アシストはやや物足りない。
大森同様、さらに数字を伸ばすことがジュビロの昇格の鍵を握る。

背番号13 宮崎智彦

15試合出場(1アシスト) 812分
1試合平均プレー数 41.6
1試合平均敵陣パス数 20.5
1試合平均自陣パス数 15.6
1試合平均ロングパス数 4.5
ロングパス成功率 48.5%

藤田同様、フベロ監督就任後に出場機会を伸ばした選手。
左サイドバックで絶妙なポジショニングで
味方選手を生かすことができる縁の下の力持ちな選手。
また、的確な読みからインターセプトを狙う。
タックル成功率も75.0 %と高い数字をマーク。

鈴木監督就任後は極端に出場機会を減らし
チームから契約満了を告げられた。
長いシーズンに渡ってジュビロの左サイドを支えた。
戦術眼のある左利きの左サイドバックは国内を見ても
希少な選手であるため、良いチームと巡り会えることを祈ってます。

以上!【MF編①】終わり!

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