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2020シーズン個人レビュー【MF編③】

JSTATSデータ参照

背番号26 藤川虎太朗

18試合出場(2ゴール2アシスト) 820分
1試合平均プレー数 26.1
1試合平均敵陣パス数 13.7
1試合平均自陣パス数 4.7
1試合平均ロングパス数 0.9
ロングパス成功率 41.2%

リーグデビューを果たした2019年終盤の活躍はジュビロサポーターのハートをガッチリ掴んだ。
2020シーズン序盤は小川航基の復帰や大森の加入の影響もあり
思うように出場機会を得られなかったが、
2試合目のスタメン出場となった16節の東京V戦では、
試合序盤から思い切りの良さを見せ、2アシストを記録。
ルキアン、ルリーニャらブラジル人との相性がめちゃくちゃ良い。
また、続く17節の新潟戦では途中出場するとすぐさま
右サイドを駆け上がり、相手のオウンゴールを誘発し、勝利に貢献。
鈴木監督就任後は怪我人が続出したFWでもプレーした。
慣れないポジションに苦戦するも
41節町田戦は試合終了間際の逆転ゴール。
42節栃木戦は山田大記のクロスをヘディングで叩き込み、2試合連続で決勝ゴールをあげる。
スタメンでも途中交代でもゴールに絡める存在は貴重だ。

チャンスメイクもできて、ドリブルゴリゴリいけるし、強いパンチ力のシュートもある。
2021シーズンは5ゴール5アシスト以上は狙ってほしい。


背番号30 清田奈央弥

3試合出場(1アシスト) 59分
1試合平均プレー数 9.7
1試合平均敵陣パス数 4.7
1試合平均自陣パス数 2.0

ユース出身のルーキー。左利き。
ボールの持ち方が左利き独特というか、ボールの持ち方がきれい。
体を使いながらボールを隠すドリブルが印象的。
9節の愛媛戦でいきなりプロデビュー&初スタメンを果たす。
セットプレーのキッカーも任された。
解説にはなぜかずっと高校3年生と間違えられていた。
32節の愛媛戦では途中出場すると、精力的に動き回り
シュートのこぼれに反応し冷静にキャプテン山本康裕のゴールをアシスト。
ボールスキルは問題なく通用する。あとはフィジカル面か。

2021シーズンはさらなる飛躍が期待される。

背番号34 針谷岳晃

7試合出場 209分 

ボランチの3番手としてシーズン序盤は出場機会を得るものの
山田大記やムサエフらがボランチで出番を得ると同時に
出場機会を失う形になり、シーズン途中でギラヴァンツ北九州にレンタル移籍する。
ギラヴァンツ北九州では
12試合で889分に出場し2アシストを記録。
途中加入ながらシーズン終盤はスタメンとしてチームの攻撃を支えた。
持ち味はパスセンスと狭いスペースでも苦にしないボールスキル。

2021シーズンも引き続きギラヴァンツ北九州へレンタル延長を発表。
これほどのポテンシャルがある若手が
ジュビロにいて出場機会に恵まれないのは、良いことではないので
1年間しっかりとフルにシーズンを闘ってきてほしいと思う。


背番号50 遠藤保仁

15試合出場(2ゴール2アシスト) 1297分
1試合平均プレー数 95.5
1試合平均敵陣パス数 43.2
1試合平均自陣パス数 45.6
1試合平均ロングパス数 7.3
ロングパス成功率 58.7%

ガンバのレジェンドが、出場機会を求めてジュビロにレンタル加入。
40歳になった遠藤の加入はぶっちゃけかなり驚いたが、
遠藤加入後のジュビロの攻撃は遠藤中心に動き出しチームの王様に君臨した。
特筆すべきは1試合平均敵陣パス数がリーグ1位であること。
いかに相手の陣内でボールに関わりつつ攻撃を組み立てているかわかる。
また、ボールを持ってないときでも周りの状況を把握し
瞬時にポジショニングを取り直したりと、ピッチ全体を見ながら
自分の動きを最適化していくのはやはりすごい。
危ないシーンのときに遠藤が処理しているのを見ると
え、なんで遠藤がここにと思うが、それだけピッチ上の状況判断が優れているということだろう。
2021シーズンもジュビロでプレーする。10アシストくらいはしそう。
ジュビロでもハーフタイムにシャワー浴びたりしてるのだろうか。




以上!【MF編③】終わり!

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