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【TM】vs清水エスパルス

スタメンはこちら

ルキアンが欠場でそこに抜擢されたのが
高卒ルーキーの三木直土。
左利きということは知っていたので
スタメン組でどこまでできるのか非常に楽しみでした。

↓こちらはYou Tubeのハイライト

【試合の振り返り】

03:30 ジュビロのビルドアップ。八田→藤田→康裕→大森→藤田→小川大と繋ぐと、昌也が相手がついてきてないと見ると、降りてフリーで受ける。そこから内側に絞っていた逆サイドでフリーの大森に展開。そこから小川航に縦パスもズレて合わないシーン。
エスパルスはいつもとシステムとメンバーが違う影響からか、試合開始からジュビロのサイドハーフを誰が捕まえるのかハッキリしていない印象

ジュビロは内側(相手のボランチとセンターバックのライン間)で大森と昌也がボールを受けることで
相手の守備にズレを生み出し、そのズレを使って、
小川航と三木が裏に抜け出すというところが、
1つ攻撃の狙いなのかと。
ルキアンではなく三木が入ってることもあって、
試合を通していつもより攻める幅は狭く
ゴールに直結した動きが多く感じました。


04:22 エスパルスのビルドアップ。中村慶に対して山本と小川航でプレス、苦し紛れに竹内に繋ぐと、ジュビロは大森がプレス。こぼれ球はファンソッコに拾われ、フリーの奥井に繋ぐと、そこから素早く金子に展開。金子は抜き切らずに深い位置から速くて低いクロス。これがエスパルスの攻撃の最大の狙いか。

この試合ではビルドアップの出口が奥井になり、そこから素早く金子に預けるというのが多く見られた。
逆にジュビロはボランチのところで奪いに行こうという意識があるように感じられた。
このシーンでエスパルスの攻撃の狙い、それからジュビロの守備の狙いが見えられる非常に面白い1シーンでした。

12:30 力也から始まるビルドアップ。力也→昌也→康裕がレイオフ→大森→宮崎まで展開
この攻撃は開幕戦であまり見られず、去年の札幌戦でやっていた形ではないのかなと、、?相手の守り方で、選手が立ち位置をしっかり取りに行ってるのがすごく好印象ですね。そして前向きにプレーできる選手を構造的に作り出すことができていて、よりシンプルに速く前にボールを送り届けることができています。

↓このような形がよく見えられた前半でした

15:20 ジュビロのビルドアップに対して、エスパルスが数的同数で圧力をかける。そして藤田のパスコースに対する宮崎、大森に対してもしっかりとマークをつけてきて、やばい、詰むと思ってみてたら、ここでサポートしに降りて来たのか三木。しかもトラップしてすぐに前線の小川航基の動きを見てロングパス。このシーンはかなり痺れました。このプレーが出来るのかというビッグサプライズでした。

この1シーンで三木への株は急上昇しました。笑
ただパスを受けるためにトラップするのではなく、
最初から前線にパスを出すことをイメージした中での
トラップになっていてすごく好きなプレー。
もともと左利きということで
期待はしてましたが、良い!!笑

30:00 フベロ監督、ツートップの小川航三木を呼び出し、動き方の修正を図る

磐田の攻撃の最大の狙いはボールを保持しつつ、ツートップの動き+両サイドの立ち位置で相手のディフェンスラインを縦横に動かして、裏もしくは空いたスペースを突く
清水の攻撃の最大の狙いは、右ワイドに開いた金子から抜ききらず深い位置からの低くて速いクロスにティーラシンと逆サイドの後藤、マイナスに中村慶が飛び込む

という解釈で大丈夫ですかね、、?笑

34:10 宮崎パスカット→三木とワンツーし、小川航へスルーパス→小川航はキーパーを交わし落ち着いてゴール
エスパルスはやりたいサッカーに対して、フロアバランスが良くないところでパスを出してしまい、もったいないミスからボールを失ってしまいました。

41:33 宮崎パスカット→康裕→小川航→三木はゴール前で落ち着いて左足で狙うもバーの上に外れる。いやー、これは決めたかったですが、縦に速く非常に良い攻撃でした。

前半は非常にやりたいことをやれていた印象ですし、
良い守備からの良い攻撃がよく見れました。

さて、問題の後半ですが、
いろいろと見えている部分もあるのですが、
フベロさんがラボに使った可能性もあるので、
簡単に。。笑

一概には言えませんが、、
後半は58分に小川航基が怪我で負傷交代すると、
ターゲットマンがいなくなったジュビロは
前線の動きが攻守ともに
後ろとリンクされておらず、
両サイド(大森、松本)に負担が増え、
疲弊したことでボランチと最終ラインとの
位置関係が間延びしてしまい
守備のラインのバランスが
崩れているように思えました。
オープンにして攻めたいエスパルスと
なるべくオープンにしたくない
ジュビロの思惑の中で
エスパルスの方がやりたいことをやりやすくする
場所スペース時間を作り出しやすくなったのかなと、、

そんな中、79分のルリーニャのクロスから伊藤のヘディングは見事でした。途中交代の2人が結果を残しました。

ただ、その後の82分に昌也のクロスをルリーニャが決めていれば3-1でゲームクローズできていたのかなと。

それでも最後の5分で試合をひっくり返した
エスパルスの攻撃力もさすがですね。
クラモフスキー監督になって
開幕戦も面白いサッカーをやっていたので
個人的にはかなり期待していますし、
有望な若手もかなりいるので、
シーズンを重ねていくうちにどうなるのか
非常に興味深いチーム!

再開がなかなか難しいJリーグですが、
やっぱりこうして試合を見れるのは
非常にありがたいですね。
久しぶりにジュビロの試合を見れて
サッカーがある週末は最高です。
トレーニングマッチといえ、静岡ダービー負けて悔しい。笑

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