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しけた顔をしない

今日のおすすめの一冊は、帯津良一氏の『「いい人」をやめると病気にならない』(SB新書)です。その中から『「いい人」をやめよう!』という題でブログを書きました。

本書の中に「しけた顔をしない」という心に響く文章がありました。

《しけた顔をするな!  いい人相が人を幸せにする》 

心の状態は、必ず表情に出ます。ですから、苦虫を噛み潰したようなしけた顔をしていると、周りの人が近寄りがたくなります。いい人ほど、人間関係を窮屈に考える傾向があるため、気をつけなければなりません。 

といっても、無理に笑顔をつくったり、無理に笑ったりする必要はありません。不自然な表情になるだけだからです。接したい顔というのは、穏やかで、どこかのんびりした表情と私は考えています。 

柔和な表情は人を和ませ、ホッとさせてくれるものです。つまり、いい人相は、人を幸せな気持ちにしてくれるのです。いい人相を心がけるだけでも、相手に与える印象は違ってきます。

ちょいワルで人望が厚い人は、人相がいいのも大きな理由の一つとなっています。 「目は口ほどに物を言う」と言われるように、人相を左右するのが目で、目の輝きが大切となってきます。

目が品性をも映し出す、といっても過言ではありません。 目を輝かせるのに有効なのは、ときめくことです。 青雲の志を抱いている人は、目が輝いています。命のエネルギーがみなぎっていると、人相がよくなってくるのです。

「人相のいい人は免疫機能も高い」と言ったのは、免疫学が専門の久留米大学名誉教授、横山三男先生です。ビジネスの世界でも「人は見た目で決まる」と言われているみたいですが、免疫機能に関しても、見た目が重要となってくるのです。 

いい人は、柔和な表情を心がけると相手も和み、免疫機能も高まる。 ちょいワルは、ときめくことで目が輝き、免疫機能も高めている。

◆穏やかで、どこかのんびりした表情とは、和顔(わげん)の表情。柔和で、にこやかな表情のことだ。仏教では「和顔愛語」という。和やかでにこにこした顔と、思いやりのある愛ある言葉のことをいう。

「しけた顔をしない」とは機嫌よく生きること。大事なことは、自分の機嫌は自分で取ることだ。まわりがどんなに不機嫌であっても、自分だけは機嫌よく生きるということ。それが「和顔愛語」の実践。

しけた顔をしないで、機嫌よく生きる人でありたい。

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