視力が悪くなる本当の理由(近視の人が読むとビビるよ!)
世の中には、【視力を回復できる】とうたう方法が、数多くあふれている。
YouTubeを見ても、視力回復法を紹介する、調子のいいだけの動画は、数多くある。
これだけたくさん『視力回復』の情報があふれた世の中を見ると、『視力回復』なんて、余裕でできそうなモノだが……
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自分自身の経験則 を語ると……
世の中に知られている 視力回復法 を見るたびに、毎回飛びついてきた。
そして、その全てに「ガッカリ」を繰り返してきた……
自分一人だけなら、「根気が足りなかったのかも?」と自分のやり方を疑うところだが、周りの話を聞いても、皆 近視をどうにかしたい! と強く悩んでるにもかかわらず、『視力回復』できたという話は、ただの一度も聞いたことがない。
ただの一度も!!
それどころか、レーシックみたいな視力回復手術に、強い興味がある と言ってる。興味があるどころか、すでに受けた人まで知っている。
あれ??
これだけたくさんの 視力回復法 が世の中にあって、近視の人の比率は、全国民の30%(3600万人)を超える巨大なシェアがあるのに、周りから『視力回復』したという話を一度も聞いたことがない。
それどころか、レーシック が興味を集めてる??
あれれ??
世の中で言われてる数々の『視力回復』の情報って本当に正しいの??
視力が悪い人が、夕方以降「裸眼」で外を歩くのは命がけ
視力が悪いとは、どれだけ厄介なことなのか? 近視族 の代表者として語らせてもらうと……
視力が悪い人は、裸眼で外に出ると、世の中そのものが危険になる。
これは、オーバーに言ってるのではなく、わりとホント。
道路を渡るとき、車が見えなくて、うっかり轢かれそうになった経験は、一度や二度ではない。
特に、日が落ちかけの時などは、危ない。
急に視力が下がり、極端にモノが見えづらくなる。
その状態で、「ちょっとそこのコンビニくらいまでなら!」 と、うっかり裸眼で外に出ようものなら、どんどん暗くなる中、勘で補いながら歩くようになるので、歩きながら電柱の発見に遅れて、電柱にぶつかりそうにもなる……
買い物の時も、レジに表示された金額が見えない。
画面が遠いので、「いくら?」ときいて、声で値段を確認しないと、支払金額の合計が分からない。
いやいや、それはないでしょ?
と一般の人には信じてもらえないような、日常の不便さを常に感じながら生きている種族が、我々 近視族 なのだ。
夜空を見上げれば、子どもの頃に見えていた、無数にあるはずの星は『金星ただ1つ』しか見えない。
月など、3〜6つに分身してるように見える。(乱視のため)
視力がダウンしすぎて、世の中 ボヤ〜 のモザイクの世界に見えてしまう身としては、日常が不便だらけ。
視力回復は切実な問題。
コンタクトをすれば同じでしょ?
視力がイイ人には、サラッと言われてしまう。
いやいや、全然違うのだ!!
それは、毎日のつけ外しが面倒とか、そういったレベルの話ではない。
コンタクトレンズを装備してる人にとって、『強風の日の土ぼこり』の怖さといったら……
(ハードコンタクトだと、さらに地獄を見る)
コンタクトをつけたまま、うっかり昼寝をしてしまった後の、目に張り付いたレンズと充血した目……
接着剤のようにくっついて、なかなか外せない時間という、人生の中の無駄な悪戦苦闘!!
やだやだ! もう治したい!!
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そう思い続けて、視力がダウンして以降、ずっといろいろなことを試しまくってきたのだが、試したもののほとんどは、全く効果がゼロ!!
ゼロなのです!!
ほんの少し効果を感じられたのは、ガポールパッチ くらいのものだった。
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とはいえ、この本の帯に「視力が0.6から0.8にアップ!!」と書いてある通り、効果としてはその程度。
視力が0.2ポイント回復すれば、なかなかのものでは? と思うでしょう? ほとんどの人は、この数字を見たときに……
と、解釈しますよね? 違うのです。
これは数字のマジック!!
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「視力が0.6から0.8にアップ!!」とは、どういうことか?
下の表をじっくり見てみると、トリックは簡単に見抜ける。
子どもの頃、視力検査表を見て、『0.1』だけ特大 に見えたと思うが、実際には『メガネの度数』を示す、ディオプトリーの数値 (左から2列目)を見るのが正しい。
『メガネの度数』の2ポイント回復とは?
視力が悪い人が「視力0.8」の人が持つ「-0.50D」の薄いメガネをかけさせてもらったとする……
まあ、こうなるわけです。
メガネの度数が弱すぎて、焼け石に水。
強度の近視族にとっては、「-0.50D」のメガネなど、通常のガラス板と何も変わらない。
ガポールパッチ で回復できるのは、毎日続けて 著者の想定通り に成功できたとしても、この程度なのだ。
我々 近視族 からしたら、もっと、重厚なバズーカー砲でないと、戦力の足しにならないのだ。
強度の近視族は、眼球も身体も歪んでる
多くの人は、「近視」とは目の筋肉の硬直化(鍛えられてない)で、ピント合わせ能力が弱っただけ だと誤解している。
その認識は正解ではない のだが、それについて 明確に「NO」と主張 してる眼科医が誰もいないような気がする。
本当の「近視」とはどんな状態か?
ピント合わせ能力が弱った のではなく、眼球そのものが 肥大化 している。
目をつぶって、軽く目の輪郭をなぞってみてほしい。
視力が正常な人の目をなぞらせてもらうと、触った感覚としては『なだらかな丘』なのだ。ペッタンコ。
しかし、近視度が高い人は、『卓球の球』のように感じ、目が飛び出ているのだ。
当然、見た目の美しさ(特に女性)にとっても、深刻な問題となる。
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「近視」について、少しでも調べたことがある人なら、下のような説明を見たことがあると思うが……
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この図では、『ピント位置』の方ばかり強調しているが、実際には『近視』が進めば進むほど、目の形が歪み、目が飛び出てしまう。
正常な目は、ピンポン球のように丸い。
しかし、「近視」の進んだ目は、眼圧が高まって、ウズラの卵のように変形して、その分飛び出てしまう。
近くを見るために、この子たちが眼球を『ウズラの卵』のように締め上げ、眼球のカタチそのものが、崩れるのだ。
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目の疲れや、ぼやけが続いて、一時的に物が見えにくいだけなら「仮性近視」。この状態なら、眼球のカタチそのものに、まだ変化はない。
ただ、その生活習慣がずっと続き「自然回復」が間に合わない、目の緊張が毎日続くと?
『近視の船』は、港を出港!! そのまま、大海原へと旅立ってしまう。
近視は、眼球のカタチそのものが崩れる
おわかりいただけるだろうか?
どこの眼科でも「軸性近視」という言葉が飛び交ってるのに、近視の原因について、〝ピント合わせの筋肉が弱まっただけ〟という、世の中の誤解 を解こうしてる眼科医が、どこにもいないように見える。
「近視」とは目の筋肉が硬直化(または、鍛えられてない)して、ピント合わせ能力が弱っただけ どころの話ではない。もっと深刻!!
このような過程を経て【眼球のカタチそのものが崩れる】
眼精疲労が、『頭痛』『肩こり』や『首の違和感』、『背中の張り』まで伴うのは、目の負担による持続的な緊張によるモノ。
それが続くと、眼球のカタチそのものまで歪んでしまうから、ピント合わせ(光の屈折率)もズレてしまって、モノがぼやけて見えてしまう。
強度の近視 は、ただコンタクトをつければ解決ではなく、見た目の美しさ(特に女性)にとっても、深刻な問題となるのです。
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