#8 自分の撮った写真を客観視する為に
最近インスタの写真はどれも似たり寄ったりやなぁと改めて思いつつ、自分の写真をもっと深めて差別化してかなあかんとケツを叩いてますkoukiです
さて今回は自分の写真を客観視する為に
という事について話していこうと思います
がしかし、あいも変わらずこれはあくまで僕の主観であり独断と偏見による意見ですので、合う合わないは皆さんにお任せします、必ずそうしたから良いという事ではないですし、少なくとも僕はそうしているという程度に読んでいただけると助かります^ ^
さて、皆さんは自分の写真を客観視出来てますか?
そもそも客観視って必要?という方はいないと思いますが、客観視する力が有ればあるほど、自分の写真に対する問題点や改善点などが目に付き、より求める写真に近づけると僕は思っています
まず大前提として、基本的に撮った本人は自分の写真に甘々な判断を下すという事を頭に叩き込んでおいてください
どんなに有名な写真家であろうと、自分の写真は好きですから、他人の写真をあーだこーだ言えるほど厳しくは見れないのです
その甘々な判定を下すという所から抜け出さない限り、自分の写真を客観視してより良い写真に近づけるのは難しいという事です
自分の写真を客観視する
では自分の写真を厳しく見れないというのがわかったところで、じゃあどうすれば良いのかというと
「まずは他人の写真を批評する」
皆さんインスタやTwitterをやられていると思いますが、何となく流れてくる写真をいいねして終わってませんか?
それ、勿体なさすぎます!!
宝の山をみすみす逃してるんですよ、いいねがほしくていいねしてる場合じゃないですホント
いつまでもいいね返し目的のいいねしてたら、どんどん現状に満足してそこそこの数字出して数ヶ月後にはやめてます
本当に凄い人達っていうのは、常に写真について考え、少しでも良い写真を撮ろうと努力してます(本人達は努力と思ってない)
何故他人の写真を批評しろと言うのか
それは、最初に言った大前提からまず抜け出すことが出来るから、自分の写真じゃなければ客観的にその写真の良いところ悪い所が自然と見えてくるんです
最初は何となくでいいです、何となくこの写真好きとかこの写真嫌いとかから始めてください
それに慣れてきたら、その写真のどこが良いと思うのか、どこが良くないと思うのかをハッキリとさせていきましょう
決して勘違いしてほしくないのは、その批評を写真を撮った本人に言う必要はないと言う事
評論家になれと言ってるわけではなく、写真の良し悪しを見極める力をまずつける事が最初の一歩だということです
僕が大事だと思うのは、嫌い・好きじゃないと言える勇気を持つ事です
他人の評価は当てにならない
次に重要なのは、他人の評価は必ずしも自分にとって必要じゃないという事です
仮に写真教室や有名なフォトグラファーに写真を見せて批評してもらったとしましょう、果たしてその意見は本当に真っ当な意見でしょうか?
あなたの事をよく知らないその人のいう事が、必ずあなたの今後の写真の上達や求める写真への手助けになるでしょうか?
ある点では参考になるでしょう、しかしよほどあなたを知っていて、あなたの撮りたい写真の方向性を知らない限り、的確なアドバイスなんてくれないです
ましてほとんどお互いの事を知らなければ、オブラートに包まれた基本的な事しか言われませんし、自分の写真をしっかりと持ってる人は偏った意見になりかねない、ということも念頭に入れる必要があります
そうだとしたら、そんな意見は自分で見つけないとダメです、写真における基本的なダメ出しは自分で見つけられるようにならないと、少なくとも上達は難しいです
他人の写真を批評出来る様になったら
インスタやTwitterに溢れる写真達から、自分なりにこの写真はここが良いとか、ここが気になる好きじゃないというのが出来るようになったら
ある程度写真のジャンルやテイストを絞っていきます
どういうことかと言うと、あなたがポートレートをもっと上手くなりたいと思ってたとします
しかしあなたが批評している写真が鉄道の写真や風景、スナップ写真だったとしたらどうでしょう?
得られるものが全くないとは言いませんが、ブレてしまいますよね
だから批評する写真は自分が撮りたいとか、求めてる方向性に近い写真にしましょう
そして、批評するジャンルやテイストが絞れたら一枚写真をピックアップして一度、紙でもスマホのノートでも良いので良い所悪い所をいくつか書き出してみてください
"良い所悪い所を書き出す"
それが出来たら次にやって欲しいのが
自分の撮った写真の中から、批評した写真に一番近い写真を選ぶ
ここまでくればもう皆さんわかりましたよね?
そうです、あとはその書き出した批評を自分の写真に当てはめて見比べてみるんです
すると、この写真でいいと思ってた所が自分の写真になかったり、悪いと思ってた所を自分もやっていたり、色々比較すると出てくると思います
それも書き出してみるといいと思います、後々見直して、今後写真を撮るときの参考にします
これをしこたまやると、自分がダメだと思う事はやらなくなるし、良いと思える事に自然とシャッターを切れるようになってきます
これが自分の写真を客観視する僕なりの方法論です
もちろん必ずしもドンピシャで当てはまるわけではないと思います、でもそこで出てきた意見というのを大事にして欲しいんです
批評する時気をつける事
もし人の写真を批評している時に、気になる点や良くない点が出てきたら、何故そうなったのかまで想像してみる、それが正解かどうかは気にしない、その批評を自分の写真に当てはめたとき、少なくとも何故そうなってしまったのかの答えはあるはずなので、そういった見方を覚えるとより自分の写真の粗が見つけやすくなります
この時、あの撮影の時はあれがあったからこうなってしまっただけと、言い訳になってしまう可能性があるので、必ず次は気をつけよう起きてしまった事はしょうがないとしっかりと胸に刻み込みましょう、人間はミスする生き物です、次にやらなければ良いだけの話なのでその意見から目を背けないようにしましょう
まとめ
大分駆け足で長々と書きましたが重要なポイントは三つ
・ここが好きじゃないといえる勇気を持つ事
・他人の写真を批評の練習台にする
・自分の目指す写真に近い写真を批評して、自分の写真にも当てはめてみる
この三点を意識してやっていければ、少しずつでも自分の写真に変化が現れていくはずです
時間は待ってはくれません、停滞すればそれは劣化につながります
慣れた方が良い事と、常に進化し続けた方が良い事をバランスよく取り入れて、自分の求める写真にどんどん近づけられたらと思います
それでは今回はこの辺で
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