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【独自】冤罪の新事実をグルーミング視点で炙り出す 取調官に恋した過去とトラウマ | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

思わず『アツ(熱)っ』てなった。私、猫舌だから。そしたらその刑事が『熱いのは僕の気持ちと同じだよ』って言ったんです。
  • 【独自】冤罪の新事実をグルーミング視点で炙り出す 取調官に恋した過去とトラウマ | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン) https://forbesjapan.com/articles/detail/67084

取調室の中はアメとムチの世界。甘い言葉の先には危険が待っている。だが、被疑者は外部との接触を断たれ、孤独はときに理性を奪い、正常な判断ができなくなる。未成年者や障害のある人にとっては、なおさらだ。



一方、捜査機関はここが落としどころと見たのだろう、西山さんを“完落ち”させるため、差し入れ攻勢に出た。再審判決では、西山さんが大好きなオレンジジュースが毎日のように取調室に運ばれてきたことが認定された。実際は、それだけではなかった。弁護団によると、シャトレーゼのケーキ、マクドナルドのハンバーガー、ミスタードーナッツのドーナッツなどが取調室の西山さんに届けられた。西山さんによると、こんなこともあった。



「マクドナルドの差し入れがあったとき、フライドポテトがすごく熱くて、思わず『アツ(熱)っ』てなった。私、猫舌だから。そしたらその刑事が『熱いのは僕の気持ちと同じだよ』って言ったんです。普通の人は、単なる善意の言葉と取るかもしれないけれど、留置場に入れられて寂しかった私は『アイ・ラブ・ユー』と聞こえてしまったんです」



警察が行った不正は飲食物の差し入れだけではなかった。

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