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市川寛弁護士の人質司法、警察と検察の関係に元検事の体験をまじえたポスト
市川寛弁護士のXタイムラインにある気になったポストを上から順番に掲載します。
「人生狂わされた」 戦後最大級の冤罪「松川事件」から学ぶ教訓 | 毎日新聞 https://t.co/0XufEBVlqD 逆転無罪の決め手の一つになったのが、(略)「諏訪メモ」だった。検察はこのメモの所在を伏せていた←証拠隠しは、古くからの検察の伝統なんですね
— 弁護士 市川 寛 (@imarockcaster42) October 6, 2023
「キャリア警察官」民間からの中途採用開始へ 警察庁 | NHK https://t.co/bAxzBGV067 同じ制度を、ぜひ検察庁でも採用してもらいたいですね。弁護士からの検事(しかも決裁官)登用です
— 弁護士 市川 寛 (@imarockcaster42) October 6, 2023
袴田さんも人質司法に苦しめられました。
— イノセンス・プロジェクト・ジャパン (@ipjapan2022) October 5, 2023
10月7日8時まで全文をお読みいただけます。
袴田さん再審と「人間の時間」 重なった偏見の先に「死刑」があった:朝日新聞デジタル https://t.co/9HbFw5jxPL
(唐突ですが)数年前に後輩Pから聞いた話ですが、警察が某地検に身柄送致する時、警察側で予め勾留請求書を作って添付していたそうです。つまり、「うちが送致する身柄事件は全て勾留しろ」と言わんばかりのやり方ですよね
— 弁護士 市川 寛 (@imarockcaster42) October 5, 2023
このやり方に疑問を抱いた後輩が上司にその疑問をぶつけたところ、上司は「警察が勾留してくれと言うのなら、してやれ」と、こともなげに返答したそうです。警察の捜査の防波堤となるべき検察が、その職責を放棄しているとしか言いようがないですよね
— 弁護士 市川 寛 (@imarockcaster42) October 5, 2023
「泥棒に黙秘権があるか」 三重県警の取り調べ、違法と認定 津地裁:朝日新聞デジタル https://t.co/yWs6zJqOMJ #
— 弁護士 市川 寛 (@imarockcaster42) October 4, 2023
女性は取り調べをひそかに録音していた。←これでまた、警察・検察には「取調べを録音させないよう徹底すべし」みたいな通達が流れるんでしょうなぁ...任意取調べの可視化も必至ですね
私がいた頃の大阪府警は、「捜査は専ら警察がやるもの。検事には事件を触らせない」みたいな気概を持っていて、被疑者取調べも警察がみっちり、こってりやって、検事には「完全に割れた被疑者」を引き渡す、みたいな運用をやっていました。今も大阪府警がこんな気概で執務しているのかは分かりませんが
— 弁護士 市川 寛 (@imarockcaster42) October 4, 2023
それでも、検事の前で否認に転じる被疑者はいました。検事からそれを聞き出した警察取調官は、「すみませんでした」と平謝り。つまり、自分の取調べが手ぬるいばかりに、検事の前で否認させてしまったと責任を感じているんですね。
— 弁護士 市川 寛 (@imarockcaster42) October 4, 2023
そもそも、検事の取調べの際に、警察取調官が押送担当者と一緒について来ること自体が問題です。警察の取調べの影響を、検事が遮断することができなくなってしまうからです。が、恥ずかしながら、私は警察取調官に「来ないでくれ」と毅然と言うことはできませんでした
— 弁護士 市川 寛 (@imarockcaster42) October 4, 2023
取調室外で待機・助言する弁護士「準立ち会い」、普及に壁 : 読売新聞オンライン https://t.co/PT2CltRSq1
— 弁護士 市川 寛 (@imarockcaster42) October 4, 2023
ある捜査幹部は「容疑者が黙秘してしまい、真相を解明する機能を果たせなくなる」と話す。←黙秘権は憲法上の権利なのに、いまだにこんな世迷言を宣うんですから、処置なしです
取調べ立会い・準立会いについて、弁護士会の援助制度とともに、弁護人が直面する困難にも触れた記事
— 弁護士 川崎拓也 (@T_Kawasaki0401) October 4, 2023
・黙秘したいと言えば取調べが終わる
・言いたいことがあれば、捻じ曲げられずに伝えられる
そんな当たり前のことを実現するための一つの手段として、弁護人立会いが必要https://t.co/eqeD5gO3jw
一般論ですが、普通は警察の捜査に協力するのは尊いことですが、ときに警察が邪心を持って捜査していることがあるので、正に「軽率な」協力には注意したいところですね https://t.co/u1TT3pLBZP
— 弁護士 市川 寛 (@imarockcaster42) October 4, 2023
(独り言)最近、窃盗罪の求刑が重くなっているような気がします。まぁ、私の検事時代の感覚は古くて使い物になりませんが、それを差し引いても、「これはちょっと...」と思うものが目に付きます
— 弁護士 市川 寛 (@imarockcaster42) October 4, 2023
ついでに言うと、なぜ検察は窃盗罪の被疑者・被告人がクレプトマニアとの認定を阻止しようと躍起になるんですかね。薬物自己使用も同じですが、時代の流れは「処罰から治療へ」となっているはずなのに、とにかく罰しようと被疑者・被告人を問い詰める検事、副検事が多いという印象です
— 弁護士 市川 寛 (@imarockcaster42) October 4, 2023
けっこう役立つ、参考になる情報がありました。
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