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2021年の記録と、2022年にしたいこと

多くの、いや全ての人と同様に、2021年はコロナ禍に翻弄され、苦労し、疲弊した1年間だった。とにかく疲れたというのが正直な感想だ。

その一方で、振り返ると2021年は実に多くのライフイベントがあった。

転居。春先に引っ越した時は、まさかその年のほとんどを自宅で過ごすことになるとは思っていなかった。縁あって、住心地の良い、心から気に入った家に移り住むことができた。書斎の防音工事をしておいて本当に良かった(連日ずっとweb会議をしているのだ)。家にいすぎて、気分の上でも、過ごした時間でも、もう10年は住んだように感じる。

仕事の区切り。営業として数年間担当してきた大規模プロジェクトが終了した。コロナ禍の煽りで打ち上げ等の催しが行えず、ただ終了するしかなかったのが寂しく残念だったが、僕の仕事人としての能力もキャリアも、この仕事の中で培うことができた。

転業。一区切りが付いたので、仕事を変えた。僕はマーケティングの仕事に打ち込むべきなのでは…という考えが数年間ちらついていたのだが、違和感を抱えたまま人生を終えたくないし、受け入れてくれる場所があるなら一回やってみるべきだろう。と仕事を変えた。
幸い、大変やりがいのある(つまり期待値もプレッシャーも大きい)仕事を得ることができた。ほぼ未経験な上に上司やチームも外国の所属になり、なぜか二人分以上の仕事を引継ぎ、勉強することばかりだが、しばらく全力で走ってみたいと思う。

育児。2020年に続き、とても多くの時間を子供と一緒に過ごすことができた。かけがえのない時間だと心から思う。良かったこと、感動したこと、嬉しかったこと、ほとんど全て子の成長だ。それ以外に嬉しかった瞬間といえば、家のリノベーションが終わった時くらいか?
が、1年通して育児と仕事が休憩ゼロで切り替わり続ける生活は途方もなく疲れる。通勤は必要だったのだ・・・。

2021年はあまり多くの音楽を世に出すことができなかった。また、様々な疲れが祟って人生で二度目の難聴を発症してしまい、今も経過観察中だ。正直にいってどうなるか分からないが、音楽制作はできるようになってきた。沢山作りたい音楽があり、幸せなことだと思う。

去年は(物理的な移動は極端に少なかったが)自分にとって多くの物事が動いた一年だった。きたる今年には大きな変化は予定していない。一つ一つのことに集中し、勉強し、時間をかけ、適度に休みながら良い仕事をしたいと思う。

12月は世の中も比較的安全で、友人達にも会うことができて嬉しかった。オミクロンが蔓延してくると、またしばらく外に出ない日が続くようになるだろう。
社会や他人との付き合い方が根底から変わってはや2年。その中で意義ある生を送るやり方を掴んできた人も多いのではないかと思う。僕は僕で、自分の制作と仕事を通じて、どんな世の中でも皆が豊かな時間を過ごせる助けになれればと思う。

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