怒り

今起きている戦争で失われている人命、蹂躙されている生活や家庭を思うと本当に悲しい。避難生活を強いられている同僚に対しても、誰に対しても可能な手助けはしたいと思うけれども、できることは声を上げることと寄付くらいだ(でも、大事なことだ)。一刻も早く、ウクライナの人々に安全で安心できる暮らしが戻ることを願っている。

UNHCRの募金:
https://www.japanforunhcr.org/campaign/ukraine

ロシアの為政者に強い怒りを覚える。詭弁と虚偽に基づいて始められた軍事作戦はただの殺人だ。これを邪悪と言わずに何と言うのだろうか。

核兵器行使の示唆に恐怖と深い失望を感じた。文明というものが人間にはあるんだろうなと思いながら暮らしていたが、それは幻想だった。人類を滅亡させるだけの力は、節度のある集団が管理しているとは限らない。倫理的抑制の及ばない、野心的な個人が行使できるのだ。
結局、人間の知性はその程度のものなのだろう。その程度の人間社会で、暴力を不当に行使する権力を抑止するために、言論、報道、政治的自由が重要なのだと恥ずかしながら改めて認識した。
国連に一方的な戦争行為を止める能力がないことが改めて明らかになった。より機能する国際秩序を作ることが、平和を願う全ての国家と人にとっての義務となるだろう。

世界中が意思を示せば戦争行為は終えられるはずだ。暴力が止み、拳を振り上げた者には何も与えられず、どのような形であれ公の場で適切に裁かれてほしいと強く願う。

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