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【研究活動】「大阪市営電気軌道事業における橋梁デザインの思想と特徴に関する研究」が土木学会論文集D2(土木史)に掲載されました

(本投稿は2020.12.20にFacebookにて投稿したものです)

学部4年の卒業論文から取り組んでいた,近代大阪の橋梁デザインに関する歴史研究が土木学会論文集D2(土木史)に掲載されました.自身が筆頭著者となる初の査読付論文です.

小澤広直,佐々木葉,松村博,黒山泰弘:大阪市営電気軌道事業における橋梁デザインの思想と特徴に関する研究,土木学会論文集D2(土木史),Vol.76,No.1,pp.131-149,2020.

指導教員の佐々木葉先生,元大阪市橋梁課職員の松村博さんと黒山泰弘さんをはじめとする大阪での研究会の皆様には,卒業論文以後も幾度となくご指導いただきましたこと,感謝申し上げます.

研究対象である大阪市営電気軌道事業における橋梁群については,設計者の氏名や言説がほとんど残されておらず,設計図面や統計資料から橋梁デザインの思想や特徴を読み取るというアプローチになりました.卒業論文の中でできなかった分析を修士課程の途中まで継続し,更なる考察が難しいところもありましたが,何とか査読付論文という形になったことにホッとしています.

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