【男性育休】「夢のマイホーム」から「夢の育休」へ
男性育休の相談を受け続け3年くらいになりますが、もっと育休を取得することがステータスにならないかと日々考えてます。
そこで、私自身住宅メーカーのミサワホームで注文住宅を営業として数十棟お手伝いさせてもらった経験から、育休取得がマイホーム取得のようにステータスのあるものであれば育休も勝手に進む!と思い、マイホーム(注文住宅)と育休の共通点を整理してみました。
「夢の〜」の変遷
昭和 「夢のマイホーム」
平成 「夢のiPhone」
令和 「夢の育休」(予定)
以前から消費がモノからコトへシフトしていますが、特に家を検討する20〜30代のマイホーム等の大型消費財については購入意欲が減退しています。そこにコロナがやってきて、モノからコト(地位財から非地位財)へのシフトは急加速しています。
注文住宅と育休取得
【計画】
設計図を書く → 育休取得する為の計画をたてる
【資金】
資金計画をたてる → 育休中の家計を検討する
住宅ローンを申し込む → 育児休業給付金を申し込む
【工程】
設計(→妊娠中)-着工(→出産)-建設(→育休中)-完成(仕事復帰)-アフターメンテナンス(継続的育児)
【事務手続き】
建築確認申請、融資等 → 育休取得申請手続き
【国の施策】
住宅ローン減税 → 育児休業給付金
このように、注文住宅を取得することと育休取得は似ています。
(この考察ができるのは多分育休取得の相談を100件以上受け、かつ住宅営業を7年経験している私だけです笑)
注文住宅と建売住宅の違い
・注文住宅 工務店等と設計段階から打ち合わせし、カスタマイズできる住宅
・建売住宅 予め建てた住宅に即入居できる住宅
私は注文住宅の営業マンでしたが、注文住宅はかなり手間がかかります。形の無いものをお客さまの要望を1からヒアリングして形にしていくので手間も時間もかかりますが、その分愛着がある家ができあがることになります。
それに対して建売住宅の場合は予め出来上がった住宅に入居します。即入居できるという手軽さはありますが、注文住宅に比べて愛着は生まれづらいです。
育休に置き換えると、即入居できる建売住宅ではなく注文住宅のように1から育休を検討し(設計し)、育休を取得(建設)することにより後々の子育て(家への愛着)などの影響がでてくると思われます。(ここでは建売住宅を否定するということではありません)
育休取得がステータスに
家を建てる時、会社の同僚や上司に「今度俺、家建てるんだよ!」と誇らしげにいう人は多いです。令和時代は「今度俺、育休取るんだよ!」がステータスになる時代になれば良いと思います。
マイホームを取得する時の方のエネルギーはすごく、みんな目がキラキラしています。目をキラキラさせて育休取得を検討してはいかがでしょうか?
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