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ベトナム訪問-2

前回の続き

予想以上にスムーズにベトナム行きの飛行機に乗ることが出来た。
LCCだから水や食事が出てこないのも忘れて6時間は飲食無しだったが、無事にタンソンニャット国際空港に到着することが出来た。
通常は3,4時間遅れが当たり前のVIETJETだが、今回は本当にスムーズに空の度を楽しめた。
でも、ここからがある意味での試練。
必要な書類を揃えて持ってきても難癖を付けられる事も多々ある国。
しかもコロナ後の初飛行ということで、自分自身の準備が怠っている可能性もある。
飛行機の中にも忘れ物をしていないのを確認して、下りてイミグレに向かった。
↓↓は飛行機−空港間のバスの模様。


イミグレ前にも検査官がいて、今回は陰性証明書とPCーCOVIDの申請書が必要だったので、アプリ上の申請の上全ての書類を見せるとあっけなく窓口に進めと言われた。

カウンターに向かうと、コロナ前と変わらず無愛想な表情の担当官がパスポートではなく辺りを見回して、数秒してから確認を始めた。この辺りを見渡すのってなんだろうね?いつも疑問に思う。
そして通過。

下りてきている荷物を取りにベルトコンベアに向かうとこちらもあっさりと回収が出来た。

いつも荷物が出てくるのに1時間は掛かる事もある手続きなのに早すぎる。
というか全てがスムーズ過ぎるぞ!と心の中でつぶやきながらタクシーカウンターに向かうことに。

ここまで来るのに2年掛かってしまったけどやっと出られる事の感じられる喜びを抑えつつ、ARRIVALドアを抜けると・・・
そこには心待ちにしている風景があった。

ドアを開けた瞬間にムッとする空気、これを長年感じたかったんだ。
ベトナムに帰ってきたのを、こかん・・・ではなくw、五感で分かった時は思わず涙が出そうなくらい嬉しくなってしまった。
そしてまずは一服ということで、空港内のカフェでベトナムコーヒーを飲んだ。

空港入り口付近のstar cafe


6時間何も飲んでいない事もあったけど、格別に美味かった。
あのドロッとした感覚と脳に訴えかけてくるようなパンチの効いた苦味。
そうそうそう、俺が欲していたのはまさにコレだった。
まさにサイコーだった。
この素敵な思い出は忘れないよ


そんな感覚を味わってすぐにタクシーに乗って街中に向かったが、そこで見た光景はコロナ前と変わらぬ光景だった。

車もあるし、バイクもいる、マスクは付けているけど、大気汚染の為にコロナ前から変わらぬ風景!


カンカン照りの中でもタクシーの中はACが効いていて涼しかった。
しかしながら、胸の内は熱くこみ上げてくる物を感じた。
そして、その瞬間すぐに思った。

よしベトナムに再移住しよう!と。

その夜はベトナム料理第一弾として何を食べようかあれこれ考えて、バンカンというタピオカ麺を食べた。今まで日常だった物に再度触れる事で自分がベトナムに溶けていくような感覚を覚えたよ。

バンカン(Bánh Canh):5万ドン(280円)くらい

つづく・・・

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