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モンケープベトナム休眠のお知らせ

ここで言うのも何だけど、2021年6月に設立したモンケープ・ベトナムを休眠することにした。


今回はその経緯を書いて行くことにする

 立ち上げた経緯

まずは我々が何をやっているかを伝えるとモンケープという会社名で現在は建築CGとVRの作成を行っている。実例集は下記にて。

元々、俺自身は2011年から2020年までベトナムで設計と施工の仕事をしていて、この時は日本だと関われないような大きなプロジェクトと関わる事が出来た。某国の領事館、政府の主要機関、大手重工会社・・・当初赴任した時は前職のフロンティアコンサルティングという会社が海外一拠点目で、海外でのアクションプランなど一切無い中でのスタートだった。

だからブランドの傘なんて借りずに、自分の力で9年間で組織を50人程度、3億7000万円程度の売上に育てるようになった自負はあった。

そしていつしか激動で多忙の日々も仲間が増えると同時に、役割分担もしっかりできて、快適な日々に変わっていって、そこでもどかしさを覚えていった。なぜかというとこんな思いがあったから。

-会社のレールに乗せられて、自分の意思で挑戦ができていない自分に気がついたから
-自分の実績が資産として積み上がらないから

良くも悪くも会社で働いている限りは本社の方針があって、そこに則った行動を求められるようになる。一方、安定と引き換えに自分の実績は全て会社に帰属してしまい、組織を抜け出した時に実績の財産は積み上がらない。

そんなのつまらない!!!

また、独立の時に俺が40歳手前だったのも大きかった。

だから、自分で主体性をもった人生を歩む為に、2020年の3月に帰国して独立した。

活動内容としては、ベトナムでの工事案件に携わるため、特に中都市での開発(ダナン、ニャチャン、ハイフォン等)をプロジェクト管理という立場で行う事に焦点を絞っていた。仕入れから入金までのタイムラグにビビりまくってしまったんだよね汗。

当初はベトナム国内での活動をしようと思ったが、資金面での不安が残ったので借り入れで3ヶ月程度だけ日本に帰ろうと帰国した。

で、当面は日本を離れる事が出来ないから、この間に基礎固めをしたいと思い建築CG/VRの仕事を開始した。このビジネス自体は建築業界の人手不足を補う事が出来るから、自分の中では大義名分が強く意義深い事だと思っている。
ただし本当にやりたい事はリアルなプロジェクトに携わる事だった。それが出来るのはベトナムだと思って、なけなしの金をはたいて昨年半ばに立ち上げた

休眠にした理由

立上げから半年近くが経ってしまい、今後は継続的に行動する予定もあった。しかしながら俺の中では去年ベトナム国内が3ヶ月間ロックダウンに陥り、外出の規制、ビジネス活動の縮小化という事を現地にいる友人・知人から数多く聞いていた。

その前はベトナムの経済の回復ぶりがすごかったが、その後は一気に縮小してしまった。

活動が休止している間もベトナム国内だと補助金・助成金は一切出ないけど、その代わりに月次の会計費用が現地では外資系の企業に当てはまる我々としては払い続けないといけない。

また、再度オミクロン株によりベトナム国内のロックダウンの可能性があり、その際は現地で営業が出来ない→現地にいる意味がないということで一旦様子をみていた。

下記をみてもらえば分かるが、現在一日平均19,000人近くも出ており、ロックダウン前よりも多い状況だ。

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また、ベトナムで活躍する工藤弁護士のツイートを見ても政府の今後の方針は不明とのことだった。

このまま行くのを見送りにするつもりはさらさら無いが、毎月の何もしないでも出ていく費用が継続していくのは耐えづらかった。

なので、ベトナムで会社設立のお手伝いをしてもらっている横山さんに相談をした。
1000米ドル=12万円程度で休眠手続きは出来て、そうした時は月次会計の費用は節約できるとのことだった。手続き自体も2週間程度で完了するので、12月末に決断して1月頭に書類を作成した。
自分自身もベトナムこそが活動の場だと思っており、現地へ行く事で出来る可能性は広げられると思っているので、この決断をするまでに相当時間がかかってしまっていた。

だが、現時点でプラスになることをやるしかないので、苦渋の決断をくだした。

今後の予定は

上記のような経緯で休眠にしたが、俺自身はベトナムに再度行く夢は全然諦めていない。現状の出血を止める為の休眠申請をしたに過ぎない。

モンケープベトナムにとって今年が勝負の年になる。今年がダメだったら死に体になり成長も発展も見込めないだろう。

コロナは引き続きあと2年程度は続いていくが、今年は必ず現地に渡りビジネスをスケールさせていく。

おそらく7月以降ではあるが、自分の夢実現の為にベトナムに渡る

それまでは日本で売上げアップのための営業活動、補助金申請、マスターマインド探し、そして小金稼ぎwに没頭したい。

一時的にベトナム法人を休眠にしましたが必ずや復活するので、2022年も引き続きモンケープを応援ください。


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