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6.本紹介①「シャーデンフロイデ」

お久しぶりです!
継続するといっていたこのnoteも継続することができませんでした…

なんで継続できないんだろう?

そう考えた結果、「本気」になれるかなれないかだと思いました。まだまだ本気度が足りませんでした!
※この「本気」についてもいつか書かせていただきます。


さて、今回は前回の投稿で次回は本紹介をしますと言ったので小さな約束はしっかりと守らせていただきます。

1回目に紹介する本は中野信子さんの
 「シャーデンフロイデ」
 他人を引きずり下ろす快感
   です!

まずシャーデンフロイデとはなにか。
それは誰かが失敗した時に、思わず湧き起こってしまう喜びの感情のことです。

僕はこれ、結構あります。
言葉は悪いですが「ざまあみろ」とかですね。
皆さんも経験ありませんか?

ではなぜそのように思ってしまうのか。
脳科学、心理学研究を通して得られた中野さんの答えが書いてあります!
めちゃくちゃ深く考えさせられることです!
そしてなによりもめちゃくちゃ面白いです!

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・人々に良いものと認知されている「人間性」、「愛」などは本当に良いものなのか?
・第三者が根拠なく説教してしまうのはなぜなのか?
・誰かを「ダメな人だ」を糾弾することによってその人の置かれている立場を高く見せれる。
・「それは不謹慎だ」という糾弾が起きるのは「本来はこうあるべきだ」という規範があるから。必要なものだが使われ方次第では逆の方向に行ってしまう。
・いつからこんなにも「自分の正しさ」に揺るぎない自信を持ちはじめたのか。
・自分とは関係のない二次的、三次的情報は、本来「どうでもいい」もののはずが、それを見逃せずに一緒になって攻撃するのはなぜなのか。
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時には美しい「愛」という情動の裏側にある闇を覗き込むことで私たちの見ている世界がどれだけ正義や愛によって曇らされてきているかを感じてみる必要があるのではないか。

これは中野さんがこの本の最後に届けてくれたメッセージです。

良い、素晴らしいと思っていたものがどれだけ人を引きずり下ろしていたか、そしてそれが正しいと思っていることに対して非常に恐ろしさを感じました。右に全力疾走していたつもりが左に暴走していた、それに気づいていないこと、そしてそれがマスターベーション以上の快感へとつながり、集団になると暴走が止まらなくなってしまいます。恐ろしい限りです。

そんなことを私は感じました。


皆さんにもこの本から何か感じて想像してもらいたいと思い紹介させていただきます。

ありがとうございました!!!

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