アローエクスプレス系 確立について
こんにちはNoiaです。今回は、ウイニングポスト9 2022より、1976年スタートのアローエクスプレス系確立を解説していきます。低難易度なら自家生産は必要ないですし楽ですが、そういうの抜きにしても結論から言うとあまりおススメしません(衰退するのと因子1つ)そして、国内5%による系統確立なので欧州や米国遠征は必要なく各馬国内で戦っていきます。
なお、難易度は最高のスペシャルで競走馬のエディットは無しですが、観戦補助は必須です。
アローエクスプレスとは?
アローエクスプレスは、デビュー前の調教から素晴らしい時計を叩き出すなど早くから期待されており、新馬戦でいきなりレコード勝ちをみせました。更に、暮れの朝日杯でもこれまたレコード勝ちを収め、最優秀3歳牡馬に選出。翌年のクラシックの主役候補に踊り出ましたが本番ではライバルのタニノムーティエの後塵を拝し続けました。
その後、秋シーズンになると早くも衰えを見せ始め、その後は故障による長期休養と復帰戦での惨敗を以って引退。
種牡馬入りしてからはその豊かなスピードを産駒に伝え、牝馬2冠のテイタニヤや、桜花賞馬リーゼングロス。そして、ダービー馬のノアノハコブネや、その他重賞馬を多数輩出しました。内国産種牡馬不遇の時代にありながら1980~81年のリーディングサイアーに輝き大成功を収めたアローエクスプレスですが、父系は現在は衰退しています。
また、牝馬の活躍が多いフィリーサイアーでありながら母父に入ってからG1馬が1頭も出ていません。
ゲーム開始前の事前準備
エディットは必要ありませんが、牧場施設の引継ぎはなるべくしたほうがいいです。
猶予期間は1976~94年までの18年間
1990年に23歳で引退しますが、プライヴェイト種牡馬施設を所有している場合は1994年までリミットを延ばすことが可能です。非常に長期間引退しないので確立自体はかなり簡単な部類であり、他の確立と並行して行うことも容易いです。
史実馬の主力は牝馬に偏っている
76年スタートの初期譲渡馬であるディアマンテのライバルであり、世代最強牝馬。最高傑作の1頭ですが、自己所有が出来ないのと、放っておけば問題なく3冠まで行くので牝馬路線を荒らさないようにしましょう。
成長次第ですが、オークス以外は問題なく狙えるポテンシャルがあります。自己所有しましょう。
1982年の桜花賞馬であり、ウイポ上でも非常に強いです。仕上がりが早く成長を加味すれば3冠を狙えますが、3歳末には燃え尽きているのでレース選びは慎重に。
21番人気(単勝6270円)で出走した1985年のオークスを制した馬。前後含めて凡走、惨敗を繰り返し最終的にはレース中の故障で予後不良になっています。とはいえ、ウイポ上では強いので主力として活躍可能です。
成長分加味で強いです。コスモドリームとアラホウトクを何とかすれば牝馬3冠も狙えます。
牡馬は小粒ながら数が多い
天城さんから譲渡される2歳馬から選べる1頭。能力値的にはかなり辛く4歳で燃え尽きるので慎重に育成してください。
本馬に関しては画像のぐらいまで育成すれば短~マイル路線で1~2つのG1と複数のG2~3を獲れます。中距離は相手関係がきついので避けるのと、パワーの低さが致命的なので、極力坂の無いローカルを中心にドサ周りしてください。
75年産の史実馬。精神力が悲惨なことになっていますが、遠征を伴うローカル持ちなのがキツいです。その他サブパラやSPも平均的。
加えて、この世代は相手関係が厳しいので上記育成方針でじっくり育てましょう。G1は獲れればラッキー程度で頑張ってください。
素の状態だと"万遍"なく弱いのですが、致命的なサブパラもないです。アズマハンターやホスピタリティなど世代が強力かつ古馬になっても路線が被るので心配なら一通り1歳時に強奪した方が良いです。
短~マイル路線の主役候補であり、高額種牡馬入りを狙える牡馬です。脚質が伸びれば更に安定します。3歳の早い段階で寿命が切れますが鍋底なので復活します。
自家生産の方針
……自家生産は必須ではありませんが牡馬が心持たないので、プレイヤー側で補助することでより早く、確実に確立が可能になります。また、活躍が見込める史実馬のなかにダート適正がある馬が居ないため、そこを狙うのも手です。いずれにせよ、何年にも渡って大量に生産する必要はなく今回は初年度に15頭の種付けのみとなっており、そこからポテンシャルのある幼駒を2頭選定して育てました。
繁殖牝馬選び
アローエクスプレスは自身と父父(スパニッシュイクスプレス)にSP因子が付与されています。そのため、SP因子の小~大活性化を念頭に入れて繁殖牝馬を選ぶことをおススメします。
配合時の因子活性の法則は難しいように見えて簡単ですし、特に本馬は大活性の条件を満たしやすいので安心してください。
画像を基に簡単に解説すると、まず父(アローエクスプレス)と母父(ボールドルーラー)がSP因子を持っている(赤枠)ので小活性が確定します。
更に、父父のスパニッシュイクスプレスと、母父がSP因子を持っている(緑枠)のでこれで小活性が確定。こうして、2つの小活性の条件を満たしたことでこの配合はSP因子の大活性が決まりました。
折角なので、もう1つ条件をクリアしているケースを見てみましょう。これまで通り、今回は、父と母父。父父と母父の条件をクリアしています。それに加えて、父と母(スカーレットインク)もSP因子を持っています(オレンジ枠)これも小活性が確定するので3つの条件をクリアしていることになりますが、実際有効なのは2つまでです。
85年末に系統確立条件をクリア
82年産のノアノハコブネのクラシックシーズンが終わった段階で、5.7%で条件クリアしていました。コースポの表記は説明は省きますが端的に言うと、少し下駄履いているので正確な内部数値的には5.4%程です。なお、1世代だけとはいえ自家生産で援護したこともあり、この後登場する一部の史実馬を使うことはありませんでした。
総種付け量は7900万円(アローエクスプレスは2600万)です。牝馬の活躍が目立ちましたが、牡馬も緻密に育成計画を練りながら走らせたので小粒ながら十分頑張りました。
終わりに
最終的な種牡馬数は9頭と少し少ない気もしますが、牝馬の活躍を加味するとこんなものです。後継はリードワンダーが有力ですが、フィリーズサイアーだったこともあり父系は一気に衰退するので要注意。
次回予告
次回も何か系統確立系をやるかもしれませんが、基本的に淡々とやってるプレイヤーなので機会があれば!っていう感じです。近作の総プレイ時間は凄まじいことになっているように、かなり詳しい部類だと思うので色々お役立ち情報を発信できればいいなとは思っています。ただ、こういうのは他の方もやっている関係上、今回のように誰もやってなかった情報周りを気が向いたら…っていうことでまた次回!
普段はSteam版でプレイしているのでSteam版ベースで解説しております。フレンド登録などもお待ちしています :)
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