がく片の働き

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トマトは萼が残って「へた」となります。
萼は第一に花蕾を保護する役割があるとされています。
受粉、受精がすんで果実が発達するときに、萼片が花弁と一緒に落ちてしまうもの、と萼片がいつまでの残っているものの2つの型があります。
果実は雌しべの下部にある子房が発達したものです。
トマトは子房上位の花で、子房が発達しても萼が残る型です。子房上位、残存萼型の果実が成長すると果実と母樹との接続側に萼が残り「へた」となります。因みに、子房下位の場合には、ビワやリンゴのように枝との接続部の反対側(頭頂部)に残ります。
調べてみたのですが、果実発達過程での萼の役割を調べた研究はまだないようです。
花蕾の保護ばかりでなく、他にも重要な働きをしていると思うのですが・・・
なぜか「へた」のことが気になっているヒロミです。

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