香トマトの育て方~摘芯編~

・なぜ摘芯をするのか?
トマトは生育が旺盛で、どんどん上に向かって伸びていきます。しかし、栄養が伸びるために使われてしまうと、実つきが悪くなってしまいます。
また、プランターでのミニトマト栽培は畑での栽培と違い、ミニトマトの苗の高さにも制限が出てきますので、ある程度の高さまでつるが伸びたら幹の先端を摘み取り、生長を抑制することが必要です。この作業を摘芯(てきしん)といいます。

摘芯01

摘心とも書き、ほかには芯止め、ピンチとも表現されます。
摘芯をすることで、花や実をつけるために、上に生長するための養分を回すことができます。
みなさんも育てているミニトマトの苗の生育状態をみながら、摘芯の時期を決めていきましょう。

・摘芯の方法
では、ミニトマトの主枝を摘芯していきましょう。
今回は、花の咲いた枝を2段残して、先端を摘み取りましょう。
花の咲いた枝の3、4枚上までは葉を残すことがポイント。

摘芯02_R

葉を残しておくことで、花に雨がかからず、実をつけやすくなります。
摘芯方法の動画はこちら↓↓をどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=Z4Dz69bNMbo

通常のミニトマトの摘芯の目安は植え付けてから2ヶ月後以降で、ミニトマトの主枝が支柱のてっぺんに到達する頃です。
みなさんも育てているミニトマトの苗の生育状態をみながら、摘芯の時期を決めていきましょう。
●トマト研究家・ヒロミ

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