鉛筆の上手さと学習の関係

ドリルの取り組みを始めて5日目になりました。
直面する問題も多いですが、少しずつ成果が出始めた部分もあります。

一番成長したのが、鉛筆の使い方と筆圧です。


ドリルに取り組み始めたころ、娘が描いた線はすごく薄く、ヒョロヒョロとした感じでした。
それが、鉛筆の持ち方を一緒に見直して、毎日机に向かい始めてから、鉛筆を持つことに少し慣れてきたのか、しっかりした線をひけるようになってきました。

そして何よりよかったのは、自分からドリルで使っている筆箱を出してきて、塗り絵で遊び始めたこと。昔わたしが落書き帳に描いたアンパンマンを、熱心に塗り絵していました。

鉛筆を使って遊ぶという発想が生まれ、さらに鉛筆の扱いに慣れてきたことが、素晴らしい成長です。
鉛筆を正しく握って、しっかり濃い色を出せていました。


実は、お勉強と鉛筆の扱いには重大な関係があります。

計算ミスが多くていつも勿体無い間違いが多い、という小学生以上の生徒さんのノートを見せていただくと、筆圧が薄くて後から見直すと何を書いているのかわからない、ということがよくあるんです。
なので、わたしは普段の授業では、よく「計算ミスが出ないように筆圧を上げて書きましょう」という指導をさせていただくほどです。

また、よくある計算のミスの一つとして、「自分で書いた数字を見間違えて計算ミスする」というものがあります。これも、鉛筆の扱いが不慣れで文字が見にくくなってしまうがゆえに起きるミスです。

つまり、鉛筆の扱いが上手くなることは、学習の精度を上げることにつながるんですね。小学校で「きれいな文字」や「2Bの書き方鉛筆」を指導されるのにはこういう背景があると、わたしは考えています。


遊ぶことが、一番の上達の近道。
娘が鉛筆を使って自由に遊べる環境を作っていきたいと思います。


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