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奇怪な葉っぱたち

数年前に、シルバーの葉っぱに心惹かれて日比谷花壇…ではなく、いなげやの店頭で買い求めた「フレボディウム ブルーレース」。

涼しげな葉っぱが魅力的です。しかも、それほど見かけることがないので、ちょっぴり希少価値を感じます。
新宿の日比谷花壇で、似たような大きさの鉢植えが数千円で売られているのを見て、一人ほくそ笑んだのは、ここだけの話( ^ω^ )

ところが。
少し株が成長するにつれて、いくつかの異変が起こりはじめました。

ひとつめは、地下茎。
ふたつめは、葉っぱの裏側。
このフレボディウムは、シダ植物の仲間っぽいことに気がついたのは、育て始めてしばらく経った頃です。

じめっとした木陰で見かけるシダ植物は、花や実を作ることがありません。
そんな彼らがどうやって仲間を増やしていくのでしょうか?
そうです。地下茎と、胞子です。

オシャレ〜だった葉っぱたちが、奇怪な姿に見えてきて、触ることに抵抗が。数年前に買ってから一度も植え替えしていない…。

成長した葉の裏側に初めて胞子のうを見つけた時、思わずびっくりして「うわっ」と大声を上げました。それくらい衝撃的だったのでした。
たくさんのブツブツ、インパクトを感じませんか?

立体的な胞子のうが規則的に並ぶ

地下茎は鉢の中でぐんぐん成長を続けて、鉢の外へとその勢力を拡大中。

しっぽちゃんと呼んでいる、うっかり触れると固い地下茎

今日はとても風が強いので、普段ベランダに出している鉢を室内に入れました。
地下茎や胞子のうには決して触れるまい、とドギマギしながら。

少しグロテスクなフレボディウム。
それを含めて、育てることがよろこび、と感じられる日は来るのでしょうか?
そして気になるのが、胞子のうです。
弾けるのは一体いつなのでしょう。

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