3.いじめや戦争をなくすには。
戦争はだめ。いじめはだめ。仲良くしよう。と言い続けても
真の平和は訪れない。
そこには分離があるから。
生命には分離がない。
戦争やいじめをなくすには、「生きとし生けるものはたった1つの生命に生かされている兄弟だ。」と皆が認識することだ。
それは生命こそが自分の本質であるという認識。
「我、生命なり」「我、宇宙法則そのものなり」
飯島さんは、出張中、目をつぶっていたが
いつもお経のようにとなえていたんじゃないのかなと思う。
生かす側と生かされる側。
原因と結果。
180度見方を変えないと、真の平和は訪れない。
(パラマハンサ・ヨガナンダ著 あるヨギの自叙伝より)
宇宙法則は、われわれのために待ったり変わったりはしてくれない。
とすれば、人間は自分自身を宇宙法則に合わせるほかはないであろう。
もし、宇宙に武力が横行するようになり、太陽も天においてついにこれと
闘うことをやめ、星におのおのの支配権を委ねるような時が来たとしても、
われわれの武力がいったい何の役に立つだろうか。
それによっていくらかでも平和が生み出されるであろうか。
宇宙をささえるものは、善意であって残虐ではない。
香り高い勝利の果実をいつまでも収穫しつづける者は平和な人々であって、
血なまぐさい土地には、このような美果は決して育たないのである。
真に有効な国際的同盟とは、人間の心と心の結び付きによって自然に
つくられる無名の盟約であろう。
地上から全人類の苦悩をぬぐい去るために必要な、広い思いやりと深い洞察力は、人間相互の差別に対する理性的同情から生ずるものではなく、
人間が神の子として本源的には一体のものであるという認識から生ずるものである。