アルコール依存者と責任転嫁 / 丁寧の罠/ 自己主張で喧嘩

最近Macbook Air M3チップを購入してしまい、ウキウキルンルン(死語)の私です。
過去記事にもある通り、Macbook Air MチップはM1, M2と一通り買ってきて、結局「猫にこばん」だったため、売りました。

別居中の夫からは「また買ったのかよ」と呆れた口調で言われてしまいましたが、
やっぱり私はデジタルものが好きみたいです。


アルコール依存者と責任転嫁

アルコール依存症のグループチャットに参加していると色々な話を聞くことができます。

年齢や間柄は違えど、やっぱり同じアルコール依存症(の家族)のことで悩んでいるので、共感できることが多いです。

最近参加された方の発言に「そういえば!」と、ちょっと思うところがあったので書こうかなと思います。

「相手がアルコール依存症になったのは自分の責任だ」っていう人です。

私もそう思っていた時期があったから感じるけど、それって合っているような合っていないような・・・

というのも、そういう人の言い方ってなんか癖があるんですよね。

「自分が悪い」の次に結構、相手への不満が続くことが多いです。
例えば、「妻が欲しがるものは全て買ってあげたけど、まだ何かが足りなかったようだ。それは給料の低い自分のせいだ。だから妻は不満になってアルコールに走ったんだ」みたいな感じです。

でもこれって、自分に不備があると思っていながら実は相手のせいにしていることがあったりします。多分無意識下で。

人との関係は持ちつ持たれつだから、どっちに原因があるとはなかなか断定しにくいです。

もう一つの例で、私の身内のことですが・・パートナーと離婚をしました。
その時のお相手もよくそんな感じで、「自分に非がある」みたいなことを多々言ってたように思い出します。

でも、本当に自分に非があるのならば「本当に申し訳なかったね」で終わると思うのですが・・・・大体、その後に不満の言葉が並んでることが多いです。
大体は「OOしてあげたのに」「あんなに尽くしたのに」みたいな内容。

「あんなに良くしてやったのに、相手は自分の気も知らないで・・・・でも、いいや。とりあえず、自分が悪いんだ・・・そういうことにしておくよ。だってそうでしょ?あなた思い通りになってくれないんだもん。そういうことなんだよね」

って、押し付け(な、ように私は思える)・・・。あくまで私の考えでーす。

大事なのは、「こんなに良くしてあげたのだから、まさか、アルコール依存みたいな変な病気にならないよね???ね?????!!ね!!!!!!」
っていう押し付けをしちゃいけないってことです。

「やってあげている」とか、「自分はやりたくないけど我慢して叶えてあげた」みたいなのって、実は相手のためになっているかというと、そうではなかったりするもんですよね・・・。わかる。。

それって結構相手も気づくんですよ。
「あ、この人、思考停止して、"やってあげてる"になってるな」って。
そこには、献身的な様で、実はそうじゃないものがあったりします。

それは、コミュニケーションの逃げです。

「とりあえず(不満だけど)、頼まれてあげるよ・・・(本当はいやだけど言えない)・・・・ほら、やったよ?(だからめんどくさいこと言わんといてね)」っていう感じです。

拒むと怒られたり口論になったり、悲しまれたり・・・そういうのを回避するために、思考停止で物事を引き受けてしまうんです。

そんな身内は、アルコールではないですが別の依存症を抱えてしまいました。

離婚する前に「あの人とは全く話が通じない・人の話を聞いていない」とよく言っていたのを思い出しました。

その相手の方はすごく献身的で話も24時間聞いてくれそうな従順そうなタイプだったので、「なぜ?」と思いましたが、いまではよ〜〜く理解できます・・


丁寧の罠

コミュニケーションから逃げていると相手はもっとエスカレートします。

私も友達との関係で、
相手との約束をドタキャンしてしまった時、相手がすっごく丁寧に「大丈夫だよ〜」と言ってくることがあります。めっちゃフォローしてくれます。

一見すごくいい人だな〜って思うのですが、なんか違和感がある様に思えてきました。

それって、多分怒らないからなんですよね。普通ドタキャンされると怒るじゃないですか。「何で!楽しみにしてたのに!!」って。
それが言えないと、人間どんどん舐められます。実際に私も、誠に勝手ながら「この人ならドタキャンしても大ジョーブ」なんで思う様になってきてしまいました・・・。

だから、相手の「お願いを聞いてあげているから」とか、「ドタキャンしても怒らない(むしろ丁寧にフォローする)」とか、
そういうのって不自然だし、
献身的で丁寧で人間よくできているように見せかけて、実は一方的なコミュニケーションの取り方をしちゃっている様です。。。


相手がアルコール依存症なのは、相手の課題です。

「自分のせいで・・」と思ってしまう人は、アドラーの課題の分離をきちんと学ぶ様にし、切り分けをするといいでしょう。

でも、今回の話の様に・・「自分のせいで」と言ってきながら、コミュニケーションから逃避しようとする。「相手のお願いをきく」ということでしかコミュニケーションを取ろうとしない。深い話し合いは避けるタイプ。。そういうやり方を無意識に押し付けてしまい、相手が不満や悲しみ、虚しさを覚えて、アルコールや別の依存症に逃げることもあると思います。

アルコール依存症は相手の課題と書きましたが、アルコールに依存することは相手が選んで決めたことではありますが、なぜなったのか、を考えてみると、そういう心理もあるんだなって思うのも大事だと思いました。


なんか今日は言いたいことがうまく書けませんでした。Macbook新しくしても、意味が全くなし・・・・・


自己主張で喧嘩

最後にサクッと・・・友達と大喧嘩しました。
最近やたら、自分自身に自己主張が出てきたなーと感じます。

それは、母親の過干渉のことがあったからかもしれません。
「自分のことは自分で決めたい」という思いから、人から頼まれごとを受けるとついカッとなってしまうんです。
「みんな、私を駒にしたいんだろ!!!パシリじゃないぞ!!」っていう思いです。
人にいい様に扱われたくない、っていう反発心です。

思春期の時にきちんとこの工程をやっていたら、今もうちょっとマシだったかもしれません。
母親の過干渉を受けていた私は、人生、思春期を生き直しているのであります。

友達にも言い方が悪いところがあったと謝ってくれ、私も謝り、一件落着でした。

このように喧嘩になってしまったとはいえど、自己主張ができているということは、「自立心」の現れなんじゃないかなと思って、自分でも自分を褒めたいです。

18年一緒にいた夫(発達障害/躁鬱/アルコール依存症持ち)と離婚することになりました。離婚して新しい一歩を踏み出すまでを投稿します。