母への手紙

昨日は電話してくれてどうもありがとう。

私のこともみくとひろきのことも心配してくれているのがよく分かりました。

ただ、それと同時にもっと私のことを信頼して欲しいとも思ったよ。

私にとっては、色々と声をかけてもらうより、私のことを信頼して見守ってくれたほうが嬉しい。困った時にはこっちから連絡するから。

でもそういうと、困ったときにしか連絡してこないのかいって思うかな。

そうかもしれないけど、それは私が困る事なく生活していて、楽しく生きているということだから、それすらも喜んでほしいと思うよ。

とーちゃんとかーちゃんが育ててくれたあみはもう一人で新しい家庭を作って幸せに暮らしているんだからね。

でもスキーに行ったり、さくらんぼ狩り行ったり、一緒に遊びに行きたいと思った時は今まで通り声かけるしね。ひろきが遊びに行きたいと行ったら遊びに行くし。

かーちゃんもみっくとひろきの顔見たいと思ったらいつでも来てくれていいし、いつでも連絡くれていいのも今までと変わんないよ。

ただ、もう少し信頼して欲しいよ。

病院だって、行って治るなら行きたいし、授乳中でも飲める頭痛の薬があれば欲しいとも思ったけど、子ども預けられず夫婦二人でダウンしてたら病院いくのも大変だし、熱あると言ったら隔離だなんだどこに連絡しろだあーだこーだ言われて、それに従って動く労力より、家でおとなしく寝てた方が回復早いだろうって判断して行動してるよ。

そもそも最近は風邪ひかないように食生活も気をつけて、麹食べてたりオーガニックの食材取り入れたりもしているし。だから風邪ひいたのも久しぶりだよ。

母親だから気になるのは私もわかるから手も口も出したくなると思うけど、もうそこまでしなくて大丈夫だからね。困ったときは助けてって言うから。安心しててください。

ちゃんと会ってとか口で言うのは恥ずかしいからLINEでごめんね。

かーちゃん好きだよ。いつも素直じゃなくてごめんなさい。遅くきた反抗期とでも思ってください。今わたし幸せだから、産んでくれてありがとう。








最後打ったら泣いた。自分でも良くわかんないけど。
これでやっと卒業できたのかな。

返事が来る前にこれをあげる。

これで今までの私の、嫌だった人生とはさようなら。
ここからは、ここに書いた通り私の幸せな人生を送る。

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