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アセンションすればするほど聖人から離れていくもの〜私たちはロボットではなく人間だから〜

優しい人、共感してくれる人、理解ある人。
とてもいい人です。

でももう、そんな人である必要はないし
いつでもどこでも何でもYESマンでいることもありません。


人にはどうしても弱くなってしまう部分、があります。
こういう人には強く言えない、こういうことを言われるとNOと言えない。
こういうタイプには自分を出せない、など色々ありますが

冥王星山羊座に戻り、過去を振り返る中で
そういった「自分の弱点」に気付き始めた方もおられるのではないでしょうか。


アセンション、波動上昇、次元上昇、など言われますが
アセンションしていくと神様のようになると思われがちですが
実は「聖人から離れていく」のです。

逆にとても「人間らしく」なります。

精神性が高まる、というのはいい人になることでもないし
立派な人になるということでもありません。

直感が冴えてはきますが
霊感が使えるようになる、ということでもありませんよね😇

精神性が磨かれてくると
人間としての営みを大切に出来るようになるのです。


ドラマ仕立てで言えば
「金が全てだー、人なんぞ信用出来ん!」と言っていたどこかの会社の社長が窮地に追い込まれ、人の優しさに触れることで
愛情って素晴らしいな、今日ご飯が食べられていることって幸せなのだな、と気付くみたいな感じでしょうか。

もちろん逆もです。ずっと清貧で人のために生きてきて、お金を使った喜びや自分のことを楽しむことも大事だと気付く、みたいな。

精神性が高まるとは、これが絶対なんだ!という正義の中で生きるのではなく、偏り過ぎずに生活自体を楽しめる心を持って生きられるようになる、ということなのですね。

となると、「いい人」って不自然です。
偏っていますし人間らしくない。

人として大切なことを分かっていればすでに「優しさや愛」を持っています。ならばそれで十分です。


私たちが幸せに、健全に生きるためには
「聖人らしさ」ではなく「人間らしさ」が大切なのです。

人間であるということを忘れると
喜怒哀楽を抑え、ただやるべきことをこなし続ける無機質なロボット状態になります。

ロボットは反抗もしません。意志を持たないからです。
でも私たちは人間だから意志がある、反抗心もある。

腹も立つしイライラもする。ムカつくし悲しみもあるのです。
それが生きるということ。人間らしさなのです。

あるがまま、そのままでいい。
それは「喜怒哀楽のある人間であること」を忘れない、ということでもあります。


理不尽な状態に対し、優しくNOを言って伝わるならそもそもその相手は「分かる人」です。

そうじゃない人を相手に「いい人」「優しい人」でいると理不尽が増すばかりです。おかしいことにはおかしいと怒っていいのです。

怒る人、指摘する人の全員が全員モンペでもないしクレーマーでもありません。この世界に「おかしいこと」「ずさんな状態」は確かに存在しているのですから。

だから、聖人になる必要はありません。
白も黒も、光も闇もある「人間」として生きる。

自分の全てを受け入れ認めながら、自分の気持ちに素直に生きて大丈夫です。



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