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子宮頸ガンにまつわるアレコレ

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アラサー独身女が子宮頸ガンと一緒に生きるなかで見たこと、触れたこと、感じたことのごった煮。
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2020年5月の記事一覧

揺れるカーテンと蘇生していく心。

人生で初めての手術をした経過と心情を克明に記録している。でもまだわたしはそれを公開できないでいる。向き合う時間を散々取ったけど、まだまだ足りないみたいだ。病気と一緒に生きていくということは、そう簡単じゃない。 退院後、わたしは引きこもり続けていた。一度だけコンビニに出かけてみたけど、あまりにしんどくてそれ以来ずっと太陽の光をを浴びていなかった。 バスソルトを入れた浴槽に身をしずめて、考え事をする時間がわたしはとても好きだ。とても穏やかな内省の時間がそこにあるから。でも今の

アラサー独身女が子宮頸ガンについて真剣に悩んだから、ここに全てを残しておこうと思う。

「どうします、手術しますか?」 そんな言葉を聞く日が来ると思ってなかった。否、来て欲しくなかった。 *** 2019年の夏になる少し前からわたしは不正出血に悩まされていた。散々悩んで病院に行くことにし検査を受けた。数日後、電話で「子宮頸ガンの疑いがあるから大きい病院で精密検査を受けてください」と言われた。 全く予期せぬ言葉だったので、頭が一瞬真っ白になった。その時、わたしは27歳。ガンについて考えたのは、生命保険加入時の「ガン保険かぁ。どうしようかな。入っといたほうが

円錐切除術は怖くないし、痛くない! ー手術・入院レポー

手術前に同じ手術(LEEP法)を受けた人のブログ読みたいなと思って探したんですが、なんだかあまり詳細に書かれたものがなくて。同じような思いをする人が減ればなと思い、記録しておきます。あくまでわたしの経験なので、参考にならないこともあるとご承知の上でお読みください。 円錐切除術を受ける方ご本人だけでなく、パートナーさん/ご家族さんにもぜひ読んでもらいたいです。 手術に至るまでのことはこちらに載せてます。(反響とサポートが多くてびっくりでした、本当にありがとうございました。)