ほんとうのコト

牧場のにおいを「やぎ!やぎ飼ってるのかな」と横を通り過ぎた女性が誰かに話してる。
近所の大学の学生さんだな、とクスッと笑う。そこではたまにヤギを放牧させ雑草を食べてもらっているからだ。
しかし牧場があることは知らないらしい、それにこのニオイは雑草を食べた軽いにおいではない。

いまの胃の不調は、あなたがいろいろ吐き出せないからよ、と胃痛に悩む社員さんに思う。梅肉エキスを半ば無理やり押し付けてきたがなめただろうか。
物理的に解決せよ、太田胃散を飲む、梅肉エキスをなめる、何も食べずに一日過ごす。これだけで調子はかなり回復する。
幼い頃に母や祖母が教えてくれたことは割と正しかったりする。…正しい?ちがうな、役に立つことが多い。
特に私の場合は祖母の教えは絶対だと思っている。まだ健在だ、聞きたいことがあるとすぐにメールで、または叔母を通して聞くことにしている。

息子がここ数ヶ月身体のかゆみを訴え、かゆみ止めを買ってきてと無くなったタイミングで言われるのだけれど、今日は「そんなにかゆいなら小麦をやめてみたら」と言った。
すると「GACKTの受け売り言ってんじゃねーよ」と小馬鹿にされた。

は?

私はこどもたちが幼い頃から今の小麦と砂糖は身体によくないと避ける努力をしてきた。
コスト的、多数派から見たらおかしく思われるなどの問題で、たくさんの葛藤があったし完全には避けていないが、それをやってきてよかったと思うほど効果を感じている。
特に息子、きみが一番効果があったのだよ。

なのに受け売りだって?
GACKTを否定するつもりなど無い、むしろ彼の食生活には理解を示しているくらいだ。

息子よ、私はそんなに簡単に「小麦をやめろ、砂糖をやめろ」とは言わない人間ですよ?なめてもらっちゃ困ります。


ほんとうのコトは、結構見えにくい、見えていない。
見る努力はしていきたい。

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