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「ゼロから100を作り10000を得るための思考法」その3

 次に、いよいよ、ゼロから始めて、10000を得るためには、年利5%で複利運用したとして、何年かかるのか?という事を考えたいと思います。

 例えば、1ヶ月当たり、10を貯められるとすると、1年間で120貯められることになります。

 まずは、120貯めたところから、年利5%で運用しながら毎年120を貯め続け、それを半年複利で運用しながら、貯め続けるとします。

 それを式で表すと、次のように表すことができます。

 {(120×1.025)+60 }×1.025+60 = 247.575

{(247.575×1.025)+60 }×1.025+60 = 381.608

{(381.608×1.025)+60}×1.025+60 = 522.427

{(522.427×1.025)+60}×1.025+60 = 670.375

{(670.375×1.025)+60}×1.025+60 = 825.813

{(825.813×1.025)+60}×1.025+60 = 989.120

 だいたい、7年2ヶ月の間、これを続けると、1000を超えることがわかります。

 ここからは、より簡単な計算方法で、1000を年利5%で複利運用して、2倍にする年数を計算します。

 ここからは、72の法則を使って計算してみます。

 72/5=14.4

となり、1000を年利5%で複利運用して、2000にするためには、約15年ぐらいかかることがわかります。

その間に、再び1000×2が、できているとすると、4000になっているはずです。

今度は4000を、年利5%の複利運用で2倍の8000にするためには、同じく約15年かかり、その間に、2000ができているので、10000を得るためには、ゼロから、毎月10を貯められるとすると、だいたい、約36年間で10000を得られる計算になります。

 つまり、全くゼロの何も無い状態から、毎月10万円を、年利5%で、複利運用しながら貯めていくと、だいたい、約36年間で、1億円貯められるということが、わかったことになります。

 結構、長い道のりが、1億円という金額のお金を貯めるためには、かかるんですね!

 ここまでの説明で、一般庶民の僕でも、36年間あれば、なんとかかんとか、1億円を作れるような気になって来ました!

 でもでも、ここで考えてみてください。1ヶ月10万円を5%の複利運用しながら貯めていくと、約36年間で1億円のお金が作れることがわかりました。

 しかし、1ヶ月で、20万円、30万円貯められるとすると、どうでしょうか?

 またまた、年利10%、15%で、複利運用ができるとするとどうでしょうか?

 すると、約36年間かかっていたのが、半分、または3分の1の期間で、また、両者を組み合わせれば、それ以上に早く、1億円作れるじゃないですか!つまり、2倍の金額を貯められれば、約18年間、3倍の金額を貯められれば、約12年間で、1億円貯めることも、それ以上に早く1億円を作ることも、決して夢では無いのです!

 それが、解ったならば、結構、しめたものだと思いますよ? ^_^

 私がここまで説明をしてきて、一体何が言いたいのかと言えば、自分自身の人生を諦めてしまえば、そこで終わりかもしれません。しかし、18年、または、12年間で、または、それ以上に早く、逆転の人生を歩むこともできるようになるかもしれないのです。

 そのように考えられれば、人生半ばで、たとえ大きな失敗を経験したとしても、自分の人生を、途中で諦めてしまう必要など、決してないと、私は思うのです。



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