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株価バブルが弾けたその日に...4

§4 株価バブルはやがて必ず弾ける!

 今、現在は、FRBや日銀も異次元の金融緩和を積極的に行なっているため、株価は、どんどん上昇してきている。しかし、株価バブルはやがて必ず弾ける時が来る。

 そうなった時に、いったい何が起こるのか?

 ここで、よく考えてみてほしい。   

 まず、株価バブルが弾けると、世界的に、通貨の価値が異常なまでに、極端に下がるだろう。そうなれば株式、債券、紙幣までも、紙屑同然になってしまうであろう。

 そして、逆に、物価は高騰して、スタグフレーションを引き起こす可能性もある。
 
 そして、金(ゴールド)価値が、極端な高騰を見せることになるだろう。

 そうなると、私が定義した、経済学的エントロピーの定義式から、

ΔecoS
   =7200/G[G:お金の絶対価値ゴールド]


 と表されるため、G:ゴールドの価値が極端に上がれば、熱力学においては、非常に温度が高い加熱状態になるため、化学的反応しか起こらず、その反応は、化学的反応の究極の形である核融合反応を引き起こす可能性があるということになる。その時には、莫大な光のエネルギーを全て放出してしまうことになる。 

 後に残るものは、何もない。全て、燃え尽きて、全てを失ってしまうであろう。 

 つまり、今までの苦労は、全て、水の泡と化すであろうということだ。 

 このようなことから、今の日銀が行なっている、マイナス金利政策と、異次元緩和政策の弊害は、私たちの生活もろとも、全て失う可能性を秘めているということになる。

 そのような、今の日本を含めた世界経済は、本当に危ない橋を渡っている状況であるのに、まるで株価が上がっていることを良いように利用して、そこで儲けを出そうとするような輩が大勢いることにも、私は、疑問を感じるのであるが、株価バブルが弾けた時に、最も損失被害を被るのは、そういった人々である。

 それまでの苦労は全て水の泡になる可能性があるのである。

 それであれば、まだ、金(ゴールド)に投資をしておいた方が、ゴールドは、安全資産であるため、全てを失うことは、まず、あり得ない。また、金融危機によって、さらに大きく値上がりする可能性をも秘めていると言えよう。

 そのようなことを予測することも、当然、投資を志すのであれば、必要不可決なことだと思う。


 そして、GPIFの年金資産も、当然のこと、株式や債券だけで所有していては、このままでは危ないことは、わかりきったことであるため、これからは、金ゴールドの所有率をどんどん増やすべきであろう。そうしないことには、株式や債券などは、バブルが弾けてしまえば、紙屑と化す可能性があるため、今のうちに、金ゴールドの所有率を上げておかなければ全てを失ってしまうことになるが、そうなった場合、国が全ての責任を果たして取れるのであろうか?

 そうならないためにも、安全資産の金、ゴールドをきちんと所有しておかなければ、到底、国が責任など取れるはずはない。

 つまりそれは、バブルが弾けた後に、生き残る術をきちんと持ち合わせておかなければならないということに他ならないのである。

サポートありがとうございます!このお金を私は決して無駄には使いません。これからも、ぜひとも、見守っていてください。よろしくお願い致します。^_^