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イライラして怒ってしまう原因をさぐってみた

先日、自分で約束したことが守れなくてママに叱られてしまった双子。しかし双子はママの言うことを真面目に聞いていません。それどころかふざけて笑っていました。

耐えきれずにカミナリを落としてタブレットも取り上げてしまった。

……いや、すいません、実はそれだけじゃないんです。

タブレットは取り上げただけじゃなくてその場で破壊してしまいました。やばいですね。やっちまいました。

叱らないといけない場面がでてきた

子どもたちがイヤイヤ期を経て幼児になるにつれて、これは叱らないとまずそうだということが少しずつでてきました。自分の調子がいいときは、冷静にここは叱るポイントかなと思って理性的に叱ることもあります。しかしここ最近はどうも感情に任せて怒ってしまうことが増えてきたなと感じています。

自分が約束を守らなかったことでママに叱られているのに真剣に聞かなかった双子。今振り返ってみてもあそこは叱りどころだったかなと思っています。約束が守れなかったことはしょうがないけど、それをごまかすようにはなってほしくない。

しかし感情に任せて怒り過ぎてしまったのはよくなかった。この点については反省して改善したい。

まず手始めにどんなときに感情に任せて怒ってしまうのかを少し考えてみました。そして僕の場合、次の3パターンが主な原因なのではないかということに気がつきました。

感情的に怒ってしまいがちなとき

⒈ 時間に追われている

時間を気にせず子どもたちの気が済むまで付き合ってあげられたらいいのですが、なかなかそうはいかないのが現実です。「〇〇時に家を出て保育園に送っていかないと、仕事に遅れてしまう」はよくある話。または「〇〇時ごろには寝ないと、明日朝起きれないから」も同じパターンかと思われます。

予定があるから早くしないと間に合わない、、、と先のことを考えてイライラしてしまい、目の前の子どものことに集中できないのはわりと嫌な感じです。

遊びに夢中になっていても声をかければすぐ終わりにできるときもありますが、全然聞いてくれないこともあります。気分なのか、きりが悪いのか、はたまた全然話を聞いていないのか。こちらでははっきりと分からないなかで、時間だけがどんどん過ぎていくのもイライラポイントかもしれません。

少しぐらい遅れても支障がないときは子どもに付き合って遅れる道を選ぶこともありますが、どうしようもないときはダブル抱っこで強制連行です。

⒉ 睡眠不足

双子が生まれてから夜にぐっすり眠れることはほぼなくなりました。それでもそれなりに眠れているときはまだ大丈夫。まずいのは明らかに睡眠不足のときです。イライラしやすいというか、我慢が効かないことが多くなります。

僕の場合、睡眠不足には2パターンあります。

1つ目は夜間の授乳や夜泣き対応などしょうがない睡眠不足です。双子も3歳になりましたので、これらはほとんどなくなりました。ただ、明け方に何度か寝ぼけて泣き出すことがまだあります。また、両サイドに双子が寝ている場合、両方から迫ってきて蹴られたり乗られたりします。何度も目を覚ますし、思うように見動きがとれず眠りはかなり浅くなりがちです。

2つ目は自業自得の睡眠不足です。寝かしつけのあと寝落ちせずに起きれることがあります。そんなときは残っている家事や部屋の片付けをしたり、お酒を飲んだり、だらだらしたり、本を読んだり、たまには勉強したりして過ごします。だけどつい調子に乗って寝るのが遅くなってしまう場合があります。

これが原因で睡眠不足になってしまい、翌日ちょっとしたことが我慢できないということが稀にあります。このパターンでイライラした場合、めちゃんこヘコんで後で反省することになります。

どちらのパターンでも睡眠不足はイライラの元。それは子どもが生まれてからの3年間でよくわかりました。たとえ夜更かしの原因が将来に向けての勉強だとしても、それが原因で睡眠不足になってイライラしてしまっては家族に悪影響を与えてしまいます。

ただでさえ仕事と家事と育児で自分の時間がほとんど取れなくてもどかしいのですが、わりきって最近はなるべく子どもと一緒にそのまま寝るようにしています。この辺りのバランスには常に頭を悩ませています。

⒊ 子どもの成長に追いつけていない

これには最近気がつきました。というのも今回のように強く叱ってしまうことはたまにあるものの、毎日のように続くわけではありません。ではいったいどういうときに爆発してしまうのか。

あくまで現時点の結論ですが、子どもたちがこれまでにはしなかった良くないであろう行動をとったとき、というのが僕のなかで一番しっくりきています。

今回の場合は双子が約束を破って妻に叱られているときに、ニヤニヤ笑ってごまかすようなそぶりを見せたことで怒りの導火線に火がついてしまいました。

確かに約束したことを「言ってない」と言うことが最近出てきたなとは思っていました。自分の都合のいいように事実を捻じ曲げようとしています。そしてそのような行動に対して、どう諭すのがいいのかなと僕もうっすらと悩んでいました。

しかしこのときは、1日の疲れとそれまで溜まっていたイライラが一瞬で怒りという感情に変わり、抑えることができなくなってしまいました。双子の態度があまりに露骨だったのも影響しているかもしれません。

おそらく約束をしたときはそれを守るつもりでいたのでしょう。しかし実際にそのときがきたら、目の前の自分の楽しみを優先して約束を守ることができなかった。

自分で決める。決めたことを守ろうとする。ちょっと前にはそんなことできなかったと思います。それは立派な成長なんですよね。そして、新しいことをするとき、それがいきなり完璧にできるわけはありません。(そもそも大人だって自分で決めたことが完璧に守れるわけではないですもんね。僕だってつい夜ふかししちゃうことありますし)

約束が守れなかったときにどうするかなんて、今の双子にとってはもっと難しい問題だったのだと思います。

まとめ

それまでにない行動をとる場合、それは成長の証なのかもしれません。2人ともイヤイヤ期を経て、だんだん自分の意思を表示することが上手にはなってきています。周り(主に双子の相方)との折り合いもだんだんつけられるようになってきたと感じます。

これまで通用していたやり方が突然通用しなくなる時期はこれまでにも何回もありました。その度に最初は対応にあせったり、ときには怒ったりしながらも次第に自分たちと子どもにあったやり方を見つけていく。そしてようやく慣れて「あ、ちょっと楽になったかな」と思ったところでまたそれが通用しなくなる時期がやってきて、また悩み始める。

こんなときは子どもがまた1段階成長したんだな、と今度からは広い心で捉えらえるようにする。

…といいんですが、いざその場面がくるとそんな悠長に考えることがなかなかできません。う〜ん、もどかしい。

でも自分がどんなときにイライラしてしまうか、いくつか典型的なパターンを知っておくことは、これから少しずつ大人に近づいていく子どもたちと上手に付き合っていくうえで大切な一歩かもしれないなと思いました。

それにしてももう少し穏やかな解決方法を身につけたいものですね。

家族のためにも、自分のためにも。


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