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木の葉の標本、保存形式/アケビコノハ
ビーティングと言われる昆虫調査、採集方法がある。
木の枝を叩いて揺らし、枝についている生き物をまとめて落っことすものだ。ただ地面に落としも見つけるのが困難なので、白い傘や専用のネットに落とす。
このビーティングをしていると、いろんな生き物が落ちて来る。その中に今回紹介するアケビコノハという蛾もいる。他にはクモ、カエル、コウモリなんかも落ちる。さてこんな方法で蛾を採集しているのかと思われるが、私が
スプリング エフェメラル
春の女神やら妖精やらと呼ばれる蝶がいる。春に咲いて散る草花なんかをスプリング・エフェメラル、春の女神・妖精と呼ぶ。同じように冬の終わり、春の始まりを告げる蝶たちもスプリング・エフェメラルと呼ばれる。この妖精たちは日本には何種類か存在するが、その代表格は日本固有種であるギフチョウだろう。
自由に林を飛び回り、長い禁欲の冬の終わりを告げる。この蝶はまさに、春を祝福する妖精だ。
また地域によって様々
マイマイカブリ 夏の夜、高尾山
夏の夜、高尾山を懐中電灯を片手に歩く。目的はミヤマクワガタとヨコヤマヒゲナガカミキリ、その他シンジュサンなどいろんな虫たち。そして可愛らしいムササビが見れたら嬉しい。
また季節を変えて秋になれば、狙いはウスタビガといったところだろうか。
そんなわけで結局のところ、主には登山道沿いの外灯とその周辺の木の葉や地面をみて歩くことになる。あとは倒木があればテントウムシダマシやゴミムシダマシの類だろうか。
虫の話 1/759 Cameronhighland Malaysia 14.Ⅶ.1972 x 2016.3.31-4.4
NFRC:P25
アカエリトリバネアゲハTrogonoptera brookiana という蝶がいる。
標本を眺めると、なるほど、肩に赤いラインがあるから赤襟なのだとわかりやすい。アゲハはアゲハチョウのことだとわかるだろうが、残るトリバネは鳥の羽のように大きいという話である。
この仲間にアレクサンドラトリバネアゲハというチョウがおり、とある話で有名だ。それは、あまりの大きさに、鳥と見間違えた