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状態基準保全への取り組み

今回は海運会社における状態基準保全確立に向けての取り組みについて調べてみました。

現状として、船舶の設備方法は基本ほぼ全てが時間基準保全になっています。
この保全方法においては、保全計画が立てやすいというメリットはありますが、可能な限りフル稼働で船舶を運行させ貨物を運びたい身からすると、悩ましいものです。

なぜならば、故障が生じていなくても中間検査なども入れれば2年から3年に一度は船舶の運航をやめ、ドックにて検査を行わなければならないからです。
さらに運悪く、航海中に不慮の故障など生じれば大惨事です。

そういった背景、および通信技術の発達を受け、状態基準保全に向け舵がきられようとしています。

具体的な取り組みとしては、保有する運航船にセンサーを取り付け、稼働中の機器の温度や振動数、運転データ(スピードとか)を記録し、それらをエンジンメーカーや日本海事協会などと共有、監視。
そこにメーカーによる機器の故障予測の研究を進め、それらから得た結果を実船に反映して検証していく!

といった形がとられています。

どこのデータを調べてるんですかね?
参考程度に教えて欲しいですね
共同研究とかできたらすごく楽しそうですね‼️
調子に乗りすぎですね。
きっとビッグデータを扱い、でかくて強いパソコンを使って、大人数で分析したり解析したりしてるのでしょう。羨ましい限りです。

最終的に信頼性が高くなれば、AIが機器を監視管理し、点検時期まで故障が生じないような運転を行うようになるらしいです。そうしたらもうほぼ無人運航が可能ですね。

もうこれ確立したら機関士いらなくないか…

色んな会社がこの様な取組を行っています。
そんなトレンディな内容を研究テーマにできてることに感謝します。
企業に先を行かれないことを願うばかりです。

研究や投稿内容にアドバイス、指摘等あればお願いします!
明日も何らかを投稿します。




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