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纏う 透き色の 羽住都画集

気力がわかない日が続き、ムシャクシャしたので画集を買った。

羽住都『まとう き色の』(東京創元社/2015)
緻密で繊細かつ力強い絵

画集を買うのは初めてだ。画集って、高い割に絵しか載ってなくてもったいないと思ってた。

羽住都さんは、私の積読のおよそ半分を占める、乾石智子作品の多くに装画を描いているイラストレーター。
意識したのは昨年末だが、昔「ザ・スニーカー」(角川のラノベ雑誌。現在は休刊)に描いてたのも見たことがあるし、新聞の切り抜きも持ってたりする。

その切り抜きの絵がこの画集に載っていた。嬉しい再会。
初出:読売新聞(週刊KODOMO新聞)斎藤惇夫さんの「愛書探訪」『ムーミン谷の冬』(2009.8.29)


ぱらぱらとページをめくり、うっまいなーとニヤニヤする。
気づいたら真似して描いていて、久々に楽しく、元気も出た。

巻末の初出一覧に載ってる小説のタイトルがまたいい。
魔道士だの騎士だの妖精王だの言ってからに!

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