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クロネコのアイコンが変わるって!


猫好きとしては、見逃せないニュース。
クロネコ宅急便が、会社のアイコンを変更する。創業64年で初めてのこと。変更と言っても全面的に変えるのではない。良い現代にマッチしたものに調整すると言うもの。メディアが疑問を呈する。慣れ親しんだものをなぜ変わるのかと。正しい指摘かもしれない。かもしれないと言うのは、見たことになり新しいものは、親しみよりは、奇妙に感じる、あるいは、排他的に受け取られることがおおい。人はそういうものだから。
新しいものを、エンドユーザーや世間の人々が親しみを持ち、好きになってもらい、使ってもらえるようにするのがマーケティング。なので変更すると言うことは、変更したアイコンを浸透させる努力が必要ということで、その努力をすればいいことなのだ。目に触れてもらう機会を増やせばいい。人々は慣れていくのに時間が必要。テレビや新聞広告など、伝統ていなメディアを使うかもしれないけれど、費用対効果を考えるともったいない。むしろ大和が保有する配達車両は5万台以上。新しいアイコンの車両が走り回れは、多くの人の目に触れる一番の媒体になる。配達スタッフのユニフォームも媒体として大事。そして人々は生活の中で慣れていく。しばらくすると、新しいアイコンの方がいいという人が出てくる。

猫繋がりで言うと、1995年から2008年の間、アート引越センターはドラえもんがアイコンだった。有名なキャラクター使用の費用のせいか、残念ながら、ドラえもんは使われなくなった。以来、ドラえもんに代わる同社のイメージをサポートするアイコンは出てきていない。外で見るアートの車にドラえもんがいないことにまだ寂しく思う私。

クロネコのアイコンは、多分自社で開発してデザイン。浸透に時間がかかったかもしれないが、今や微細な変更でも疑問を呈するほど浸透して会社の顔になっている。有名キャラクターを利用するのは、借り物競走のようなもの。高価だが簡単なチョイスに走るより、自分のブランドを象徴するアイコンを生み出し、浸透させる方が、後々ブランド価値が揺るがない。



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