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【ミッドポイント検証】2024年6月振り返り

皆さま、こんにちは。

自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星術師の齊藤寛子です。


2023年に引き続き、2024年もしばらくトランジット外惑星(T外惑星)が接触したミッドポイントを振り返って検証しています。



1.ミッドポイント(MP)の出し方

有料にはなりますが、ARIで三重円を作成し、ハーフサム表示を選択すると、下記のようにセカンダリープログレッション天体(P天体)やソーラーアーク天体(SA天体)まで含めて表示してくれます。

日付は6月のほぼ真ん中に当たる、6/15で出力しています。

2.2024年月のT外惑星の動きとMP

(1)T冥王星:水瓶座1度台

T冥王星は2024年6月を通して逆行中で、水瓶座1度台を移動しました。

オーブ±1度で見ると、MP30度~32度までがT冥王星が接触するポイントとなりますが、量が多くなってしまうので、MP31度台だけ取り上げると、以下の2つが該当します。

✓N太陽
✓P火星

3/18にT水瓶座♒/冥王星がN獅子座♌/太陽とぴったりオポジション(180度)になりましたが、冥王星の逆行で6/19に再びオポジションになりました。
大きなことを成し遂げるだけの影響力を持つ可能性もありますが、限界を超えて潰れる可能性もあるときで、異常にパワフルになるか病気になる、大きく稼いで成果を出すか働く意欲が全くなくなるなど、極端に振り切れやすい星のエネルギーが強く注いでいます。
6月はnoteの記事やインスタの投稿パターンを変えようと試みたり、新月/満月講座でもより充実した内容を織り込もうとして、準備がなかなか大変な1ヶ月でした。まだまだ納得いかない部分がありますが、ここから手直ししてより良いものに改善していけたらと思います。

T冥王星はP火星に対して、セスキコードレート(135度)のアスペクトを取っていました。セスキコードレートは道が途切れ、別のルートをとるチャンスが生まれる、未知の水域を航海したり、新たな道を開拓するアスペクトと言われています。そして、セスキコードレートと言えば、先月T土星がN太陽に対してセスキコードレートになっていることにMP検証で初めて気づきましたが、今回のP火星もここで初めて気づきました。

T冥王星が火星に接触するときは、本来向かうべき方向に大きく舵を切るときで、何かに導かれるように、仕事や環境を変えるようなタイミングです。
事前に根回ししていたものの、5月中旬にとある理由でそれが難しくなる状況に陥り、何とか状況が改善してくれるのを辛抱強く待ちましたが、まったく動きがないので、6月半ばに痺れを切らして動くようなことがありました。5月のタイミングでは「それも仕方ないのかもしれない…」と思ってしまったところがあるのですが、「それではいつまで経っても変わらないよね。」と腹を括った所で、ようやく6月終盤に私が望んでいる方向に動きが出てきました。



(2)T海王星:魚座29度台

2024年6月現在、T海王星は魚座29度台を運行中です。

オーブ±1度で見ると、MP43度~45度までがT海王星が接触するポイントとなりますが、量が多くなってしまうので、MP44度台だけ取り上げると、以下の1つが該当します。

✓火星/ASC

先月に引き続き、火星/ASCのMPに海王星が接触していました。エネルギーが欠乏したり、エネルギーの使い方を誤ることがあります。また、他者を裏切ったり、逆に裏切られる経験をしたり、人生における安定した地位を維持することが困難になる出来事が起こる可能性があります。
疲れが溜まっていたのだと思いますが、5月末~6月頭はなかなか咳が治まらずに苦労しましたが、薬なしで無事回復しましたので、やはり自分の免疫力を上げることが大事だなと実感しました。



(3)T天王星:牡牛座24度台~25度台

2024年6月現在、T天王星は牡牛座24度台~25度台を運行中です。

オーブ±1度で見ると、MP8度~11度までがT天王星が接触するポイントとなりますが、量が多くなってしまうので、MP9~10度台だけチェックすると、以下の5つが該当します。

✓MC/ドラゴンヘッド
✓SAドラゴンヘッド
✓SA月
✓金星/ASC
✓海王星/ASC


先月に引き続き、MC/ドラゴンヘッドに天王星が接触していました。人前で興奮して落ち着きがなくなったり、他者とともに突然の経験をしたり、対人関係が変わりやすいときですが、これまで心地よかった人間関係で「もう合わないな」と感じることがいくつか重なりました。

SAドラゴンヘッドに対して、T天王星がセスキコードレート(135度)のアスペクトを取っていましたが、上述のように、突然「もう違うかも」とご縁が切り替わっていったのもこの影響もあるかもしれません。

SA月に対しては、T天王星がセミスクエア(45度)のアスペクトを取っており、自分らしいオリジナルな生活をすることでエネルギーがチャージされるときでした。オリジナルという訳ではありませんが、マイペースを保つのにますます家にこもっていた感じがあります。

金星/ASCのMPに海王星が接触するときは、激しい愛の衝動が生まれたり、人を魅了する魅力を発揮したり、快楽や幸福に強く傾斜するようなときです。先月のMPの振返りで書きましたが、Youtubeの料理番組にはまって料理をすることが増え、なるべく体が喜ぶようなものを摂取するようになったと思います。

海王星/ASCのMPに海王星が接触するときは、衝動的な感情が生まれたり、他人からの影響に激しく反応したり、他者から中傷されたり裏切られたり、現実性のない奇妙なアイディアが浮かぶときです。上述のように、他者からの影響を受けて、突然気持ちが変わったりすることが多々あったので、色々切り替わる星配置が現れていたんだなぁと納得です。



(4)T土星:魚座18度台→19度台

2024年6月現在、T土星は魚座18度台から19度台まで移動しました。

オーブ±1度で見ると、MP32度~35度までがT土星が接触するポイントとなりますが、量が多くなってしまうので、MP33度~34度台だけ取り上げると、以下の2つが該当します。

✓P太陽
✓水星/火星

P乙女座♍/太陽に対して、T魚座♓/土星がオポジション(180度)で、社会の枠組みやルール・上司や世間からの評価で上手く自分の意思が通せない経験をしやすかったり、努力してきたことがうまく進まなくなり、新たな判断を強いられるようなときにありました。
T冥王星×P火星135度の所の記述にも通じますが、準備してきたことが思い通りに進まず、焦燥感が募るときでした。6/30にはT土星が逆行したので、まだまだ大きく努力して乗り越えなければならない課題がありそうです。

水星/火星のMPに土星が接触するときは、思考が深くなったり、集中力が増したり、神経質になったり、慎重だが鋭い決断ができたり、クールな表現になるときです。物事の表面しか見ずに発言している人に対して凄く冷めた目で見てしまうような所が強まった1ヶ月で、それによってご縁の切り替わりを感じたときでした。


先月同様、45度相当で見ることで、普通に三重円を見ているだけでは気付かなかったアスペクトにも目を向けることができて、MPの検証の有意義さを改めて感じた6月の振返りになりました。



最後までお読みいただき、ありがとうございました♡

MPの活用法に関して、皆さまの参考になれば幸いです(^^♪






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